8月3日に湘南キャンパスで、8月4日に湘南と品川の両キャンパスでオープンキャンパスを開催しました。情報通信学部・情報通信学科も、これらのオープンキャンパスにおいて、学部・学科の魅力を幅広く紹介しました。8月3日の湘南キャンパスでは、中谷裕教准教授が「学科特別企画」の部で学科の学びについて紹介し、併せて「総合型選抜対策講座」の部で総合型選抜の学科課題型について解説しました。また、8月4日の湘南キャンパスでも、長谷川恭子准教授が「学科特別企画」と「総合型選抜対策講座」について、同様の説明を行いました。
一方、8月4日の品川キャンパスでは、「学科説明」の部で三角育生教授(学部長)と村山純一教授が学科の学びについて紹介しました。加えて、「模擬授業」の部では大東俊博教授がセキュリティの講義を、渡辺晴美教授がプログラミングの講義を行いました。さらに、「個別相談」の部では、撫中達司教授、西口宏美教授および山本宙教授が受験生の相談に個別に応じました。これらのイベントでは、学生スタッフ達も活躍しました。一番の目玉である「研究展示」の部では、学科の多くの研究室が出展し、教員やゼミ学生が実験設備なども交えて研究紹介を行いました。併せて、学科の講義で使われる4つの実験室も公開しました。
各イベントに携わった教員および学生スタッフは次のように感想を述べています。
中谷裕教准教授(8月3日:湘南)
中谷准教授は8月4日の研究展示も担当しました。
「学科特別企画では学科の紹介に加えて、本学を創立した松前重義先生が長距離の電話通信を実現するために無装荷ケーブルを用いた通信方式を発明したことや、東海大学がFM放送の実用化を目指して日本初の民間FM放送局であるFM東海(現在のTokyoFM)を設立したことなど、東海大学と情報通信の関係について紹介しました。参加してくださった高校生が情報通信に興味を抱くきっかけになれば幸いです。」
長谷川恭子准教授(8月4日:湘南)
「同日、品川キャンパスでもオープンキャンパスを行っていたため、湘南キャンパスでの学科説明に人が来てくれるのか少し不安に思っていましたが、前日と同数程度の方が学科説明に足を運んでくれました。他の学科との違いや類似点が気になっている方が多かったのかと思います。品川の方にも行ってみると言われている方もおりましたので、興味をもっていただけるきっかけになれていれば嬉しく思います。」
佐藤未来子准教授(8月4日:品川)
「8月のオープンキャンパスでは毎年、教員・研究室の学生が総動員で準備に取り組みます。今年も模擬授業、研究展示にお越しの皆様に、教員や学生の声を直にお届けすることができました。模擬授業には予約数を超える多くの方々に関心を持っていただき、情報通信学部での学びの一端をお見せできました。研究展示では、学生が積極的に説明やデモを行っている姿が印象的でした。情報通信学部の魅力を多々お伝えできたと思っております。」
村山純一教授(8月4日:品川)
「今年度も多くの高校生に、品川キャンパスを見学してもらえて良かったです。高校生達の真剣な眼差しが印象に残っています。また、情報通信学科のスタッフ学生達が、とても生き生きと活動してくれていたことも、強く印象に残っています。」
清水達矢さん(8月4日:品川)
情報通信学科3年生の清水さんは学生スタッフとして大活躍しました。
「学科説明の中で、学生の立場から学科の魅力を紹介する機会をいただきました。多くの参加者が何に魅力を感じるかは、人それぞれだと思いました。そこで、自分自身が大学生活をどのように楽しみながら研鑽を積み上げているか、自分自身の言葉で伝えました。一人でも多くの参加者が学科に魅力を感じてもらえるよう願っています。また、貴重な体験をさせていただき、関係者の皆様には感謝しています。」
期間中は猛暑が続いていましたが、どの教室も満席になるほど盛況になり、空調の効いた教室でも高校生達の熱い思いが伝わってきました。湘南と品川の両キャンパスを一日で巡った高校生もいたようでした。次回のオープンキャンパスは、両キャンパスともに11月3日(建学祭と同時開催)を予定しています。