サウジアラビア王国エファット大学の女子学生が来学しました

2016年03月30日

3月11日から19日までサウジアラビア王国・エファット大学の研修団が来日し、女子学生11名と引率の教員2名が17日に高輪キャンパス、18日に湘南キャンパスを訪れ、講義受講やキャンパス見学をはじめ、生け花やお茶など日本文化を体験しました。科学技術と日本文化を学ぶことを目的に、本学との学術交流協定に基づく交流事業の一環として初めて実施したもので、同国の女子学生を団体で受け入れるプログラムは日本で初めてのものです。

同国では小学校から男女別学で、エファット大学は女子学生向けに工学部を開設している特色ある女子大学です。研修団は日本滞在中に本学国際課のアレンジで日産自動車横浜工場や東京・お台場にある日本科学未来館などを見学。浅草での観光なども楽しみました。17日には高輪キャンパスを訪れ、生け花を体験。岡田礼子教授(高輪教養教育センター)から日本文化についてのレクチャーを受け、同キャンパスで活動する茶華道部の末永節子職員(高輪教学課)による指導で初めての生け花に挑戦しました。

あらかじめ全員分用意された花と花器を前に最初は緊張気味でしたが、茶華道部のメンバー4名から花バサミの使い方や枝葉の切り方、剣山への刺し方などのアドバイスを受けると、皆、楽しそうに花をいけていました。部長を務める池田直史さん(情報通信学部3年次生)は、「生け花について英語で伝えるのに苦労しましたが、やりとりを重ねるうちに互いの文化の話にもなり、有意義な時間となりました」と話しました。一行はまた、情報メディア学科の濱本和彦教授と向井智彦講師によるレクチャーを受け、バーチャルリアリティ実験室で仮想の立体空間も体験しました。

18日には湘南キャンパスを訪問。茶道体験をはじめ、チャレンジセンター「ライトパワープロジェクト」のソーラーカーや人力飛行機、武道館や工学部の研究室などを見学しました。また、夕方には修了式と交流パーティーを開催。山田清志学長から一人ひとりに修了書が授与されました。山田学長は、「サウジアラビアから女子学生の皆さんを迎えられたことは大きな喜びです。これからエファット大学と東海大学の女子学生との交換留学や交流がますます進むことを期待します」とあいさつ。エファット大学のアキーラ教授がそれに応え、「学生たちにとっては初めての日本訪問でしたが、約一週間にわたりさまざまな研修をアレンジしていただき、感謝しています」と話しました。

パーティーでは、学生を代表してアラリフィ・サラ・アブドラさんがエファット大学についてプレゼンテーション。最後に、日本滞在中の一行の様子を映像にまとめて紹介し、「生け花や茶道などは特別な体験となりました。さまざまな場所を訪れて経験したことは、どれも楽しく貴重な学びにもなりました。これからの両大学の交流を楽しみにしています」と結びました。

パーティーには、エファット大学への留学を目指している本学の女子学生4名も参加。乗馬部に所属している吉野真珠美さん(体育学部2年次生)は、「サウジアラビアは日本より乗馬が盛んな国で、かねてから興味がありました。同年代の女子学生とあって気さくに楽しく話せました。留学を目指して努力したいと思います」と話しました。

吉川直人学長補佐(グローバル推進担当・国際部長)は、「本学とエファット大学とは、理工学系の女子学生のカリキュラム・ディベロップメントでも協力を進めています。今回のような女子学生の研修団を受け入れたのは双方にとって大きな一歩です。今後は、東海大学からも女子学生を留学生とし送りたいと思います」と話しています。

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