教育研究上の目的及び養成する人材像、3つのポリシー

教育研究上の目的及び養成する人材像

 経営学部の教育研究上の目的は、建学の精神及びそれらを具現化した4つの力を踏まえ、経営や観光に関わる社会科学、人文科学などの幅広い基礎理論と、実践的な応用の両面を学ぶことで、社会面、環境面に配慮しつつ、グローバル市場化した社会と地域社会が抱える多様な諸問題に対処し、産業の活性化に寄与できる総合的力をもった人材を養成することです。

ディプロマ・ポリシー

 経営学部では、本学の学位授与の方針に従い、以下の能力を備えたと認められる者に学位を授与します。

『知識・理解』
 経営学や観光学についてのグローバルな観点からの人文社会的基礎知識と地域や時代の変化がもたらす影響に対応していくべき基礎能力を有している。

『汎用的技能』
 専門分野における最新の知識を応用し、具体的に問題の所在を明らかにした上で、何をするかという実践的問題解決能力を有している。

『態度・志向性』
 グローバル市場経済社会における国内外の動きに敏感に反応し、多角的視点を持てる気づき力を持ちながら、積極的に産業社会での活躍を目指す。

カリキュラム・ポリシー

経営学部が定めるディプロマ・ポリシーに基づき、以下に示す教育課程を編成し、実施します。

『教育課程・学修成果』

 情報処理、統計学、会計、観光ビジネス概論、観光起業論などの経営学や観光学の基礎ツールを低年次に学んだ後、高年次ではこれらのツールを活用し、経営戦略論、経営組織論、観光マーケティング論や観光経済論等の専門科目を学ぶといった順序立てた学修をすることによって、新たな切り口でビジネス(特に、スポーツ・アグリ・観光ビジネス)を展開する能力を涵養します。
 具体的には、学部共通科目として、経営学や観光学についてのグローバルな観点からの人文社会的基礎知識を修得し、地域や時代の変化がもたらす影響に対応していくべき基礎能力を育成するために、初年次に、経営学部における学びの基礎として経営学、経済学を深く学修します。また、並行して、アジアに近い九州という立地を生かし、アジアの成長を取り込むという必要性から、様々な視点で、「アジアと九州の産業」を徹底的に講じます。論理的思考法、レポートの作成の仕方、プレゼンテーションの仕方については、初年次教育の「フレッシュマンゼミナール」で、身につけることができるよう、集中的に指導します。
 企業経営分野、その応用分野としてのスポーツビジネス分野、アグリビジネス分野、観光ビジネス分野、これらのそれぞれの履修モデルプランを提示することにより、系統的に学べるようにしています。すべての科目に100から400までのグレードナンバーをつけ、それぞれの分野の基礎的科目から卒業研究などの難易度の高い科目まで段階的に学べるようにしています。
 単なるスポーツ、農業、観光のスペシャリストではなく、企業を起こす、企業を運営する、いずれも企業経営の視点で、それぞれのビジネスへ貢献できる、そのような科目(例えば、地域企業家論など)の配置を行っています。こうした学習を通して、産業社会のなかで、何をするかという実践的問題解決能力を養っていきます。
 学科目としては、学部共通科目以外に、企業経営科目、スポーツビジネス科目、アグリビジネス科目、観光ビジネス科目、ゼミナール科目、グローカル科目、旅行業務科目、国際教養・外国語科目、観光研修科目から構成されています。
 それぞれの科目にシラバス等で授業で育成する力・スキルが明示されており、どのような力・スキルが身につくかを学生は理解することができます。
 各学科における基礎的知識及び最新の専門的知識を能動的、主体的に修得するために、3年次にゼミナールを必修科目として開講しています。さらに、4年次に専門教育課程の集大成として、卒業研究を各学科の必修科目として開講しており、グローバル市場経済社会における功罪を理解しながら、積極的に産業社会で活躍できる人材の育成を目指して、最終的、総合的な学修の成果を評価します。

『学修成果の評価方法』

 本学部のディプロマ・ポリシーに示されている「知識・理解」「汎用的技能」「態度・志向性」に関して、修得単位数・GPAによる分析評価、授業についてのアンケート等を用いた学生による自己評価により、学修成果の評価を行っています。その集計結果は、FD活動等をとおして教育の質向上のためのPDCAサイクルにつなげています。

アドミッション・ポリシー

 経営学部の教育研究上の目的及び養成する人材像を理解し、これらを達成するために自ら学ぶ意欲をもった人を求めます。

『求める学生像』

 経営学部で定めている学位授与のために求められている能力を身に付けることが期待でき、基礎学力が十分にある人材。

『入学者に求める知識・技能・思考力・判断力・表現力・態度』

(1)知識・技能
 英語では、高校での英語の科目の履修を通して英語の文章理解力、表現力、コミュニケーション能力を身に付けておくことが望ましい。
 国語では、高校での国語の履修を通して日本語の文章理解力、表現力、コミュニケーション能力を身に付けておくことが望ましい。特に漢字の読み書きの練習を十分にしておくことが望ましい。
 社会では、高校での社会(世界史、日本史、地理、政治・経済、倫理、現代社会)の科目の中から数科目を選択し、個々の項目の内容を理解していることが望ましい。さらに、書籍、テレビやネットのメディア、新聞等を通してで、国内外の政治・経済、国際関係、文化の違いについて常に考える習慣を身につけておくことが望ましい。
数学及び理科は、文系の学問を学ぶ上で必要な自然科学的な知識を幅広く理解していることが望ましい。特に、地球環境問題への関心をもつことが望ましい。

(2)思考力・判断力・表現力
 文理融合の観点から、理系の知識・技能と文系の知識・技能を総合して応用できること、及び、それらを表現できることが期待できること。

(3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
 寛容性をもって友好な人間関係を築くことができること、バランス感覚をもちながら、物事に対して挑戦的に取り組むこと、及び、失敗や挫折を乗り越えて、人類の幸福の実現に資するような目標を実現することが期待できること。

経営学部へ戻る