本学所蔵の文化財コレクション調査を目的にブリガム・ヤング大学の研究者が来学しました

2019年05月13日

調査のため記録写真を撮影するハル教授(左)とブルメル准教授
文化社会学部アジア学科の山花京子准教授が5月10日に湘南キャンパスで、アメリカ合衆国ユタ州ブリガム・ヤング大学宗教学部古典経典学科のケリー・ハル教授、リンカーン・ブルメル准教授との共同研究を実施。東海大学付属図書館の貴重図書と文明研究所が所蔵する古代エジプトパピルス文書を調査しました。

付属図書館では、古代エジプト語や古代ギリシア語をはじめ、世界の珍しい言語の文書を収蔵しています。今回は図書館のコレクションの中でも特に鉛板文書に注目し、さまざまな角度から光を当てて、小さな鉛板の両面にびっしりと書かれたアラム語の解読を試みました。さらに、図書館所蔵の古代エジプト語「死者の書」断片や、文明研所蔵のパピルス断片を調査観察しました。調査の成果は今後、出版物として刊行する予定です。ハル教授は、「東海大学は古代文書のコレクションが非常に多く、言語の研究者にとって魅力的な場所。古代語文献を解読し世に出すことによって、これらの史料的価値はさらに高まるでしょう」と語りました。共同研究者である山花准教授は、「本学所蔵の文化財コレクションは、学内外の研究者によって活用されることで“単に所蔵している”以上の価値を持つようになります。これからも研究者たちと積極的に連携していきたい」と述べました。

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