情報通信学部の学生が国際会議「ディスプレイ国際ワークショップ」で「OutstandingPoster Paper Award」を受賞しました

情報通信学部情報メディア学科の猿樂拓也さん(4年次生)が、12月12日から14日にかけて名古屋国際会議場で開催された国際会議「第25回ディスプレイ国際ワークショップ」(IDW)で、「OutstandingPoster Paper Award」を受賞しました。同会議は電子ディスプレイの分野で、若手研究者も参加しやすい国際的な討議・情報交換の場を提供しようと毎年開催されており、同分野の進歩を支える学会の一つです。

今回のIDWには世界中から研究者が集い、3日間で472件の発表が行われました。猿樂さんは、「A New Gaze Analysis Method During Playing Sport Using the High Definition of the 4K Picture」というタイトルでポスター発表に参加。大学院情報通信学研究科の小林康祥さん(1年次生)と小山玲子さん(1年次生)、総合理工学研究科望月信哉さん(2年次生)とともに開発した「完全ワイヤレス式の眼球運動測定装置」を使った運動中の眼球運動についての新たな測定方法を提案しました。

指導に当たる山田光穗教授は、「電子ディスプレイの分野では、日本の研究者が研究開発の中心的な役割を担っており、IDWは規模・論文のレベルともに国際的にも高く評価されています。学部生での受賞はとても価値があり、今回の賞を励みに今後も先進的な研究を進めてほしいと期待しています」と話しています。

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