学生が「第7回全国学生英語プレゼンテーションコンテスト」で奨励賞を受賞しました

海洋学部航海工学科航海学専攻1年次生の内山昴さんが、12月1日に東京・よみうり大手町ホールで開かれた「第7回全国学生英語プレゼンテーションコンテスト」(主催=神田外語グループ、読売新聞社)の本選に出場し、グループの部で奨励賞を受賞しました。このコンテストは、グローバル社会の中で活躍を期待される学生たちのスキルアップの場として毎年開催されているものです。今年度は全国165校の大学、大学院、短期大学、専門学校から759人がエントリーし、349人が本選に出場。内山さんは、今年8月に参加した本学の海外研修プログラム「平成30年度海外研修 ウラジオストク航海」でともに学んだ北海道大学経済学部2年生の山下藍子さんとグループを組んで臨みました。

決勝では各学生・各組がそれぞれ3つのプレゼンテーション課題から1テーマを選択し、英語で意見を発表。内山さんと山下さんは、「Theme03アジアの特産物を欧米に売り込め!」を選択し、ミャンマーで広く使用されている天然の日焼け止め化粧品「タナカ」についてプレゼンテーションしました。地球温暖化で紫外線対策の必要性が高まっていることや、アメリカ・ハワイ州で2021年から、サンゴへの有害性が指摘される日焼け止めの販売や流通が禁止される法案が施行されることに着目し、タナカの木から採取できる天然素材の日焼け止めをアジア発の特産品として紹介しました。内山さんは、「山下さんと協力して提案内容を練ったので、評価していただきとてもうれしく思います。国立科学博物館の植物研究部に所属していた方に原木を分けてもらったり、先生方に実験の協力、タナカや物流に関する詳しい情報を教えていただいたりと、多くの方が支えてくれたおかげで満足いくプレゼンができました。英語はグローバル社会でのコミュニケーションツールとして必要になるので、今後も学習を続けていきたい」と語りました。

英語プレゼンコンテスト・内山さん_525.jpg