健康科学部と医学部の両看護学科が「2018年度海外研修説明会」を開催しました

健康科学部と医学部の両看護学科では4月17日に伊勢原キャンパスで、「2018年度海外研修説明会」を開催しました。授業単位が取得できる海外研修である「ハワイ語学研修」「デンマーク医療福祉研修」「メイヨクリニック研修」と、東海大学が所有する海洋調査研修船「望星丸」で諸外国を訪問する本学独自の教育プログラム「海外研修航海」への理解を深めてもらおうと毎年開いているものです。昨年度に参加した学生が研修の概要や学びの成果について紹介し、医学部看護学科の1年次生と健康科学部看護学科の2年次生から4年次生まで、合わせて約60名が参加しました。

9月に実施する「ハワイ語学研修」(10日間)は1、2年次生が対象で、アメリカ・ハワイ州にある本学系列校のハワイ東海インターナショナルカレッジで看護基礎英語を中心に学びます。研修に参加した学生は、「積極的な英会話や異文化の理解はもとより、医療施設の見学や現地で働く看護師の体験談を通して、自分が目指す看護師像を考える機会になりました」と振り返りました。

2、3年次生が対象の「デンマーク医療福祉研修」(10日間)は両看護学科と健康科学部社会福祉学科、医学部医学科の合同プログラムで、2月から3月にかけて実施します。ヴェズベックにある東海大学ヨーロッパ学術センターを拠点に医療機関や高齢者のケア施設などを視察するほか、学科別プログラムとして、学術協定を締結しているデアコネス大学看護学部を訪問します。研修参加者は、「他学科の学生と学び合うことで視野が広がり、他職種との連携についても考えを深められる有意義な研修でした」と成果をアピールしました。

2月から3月に実施する「メイヨクリニック研修」(16日間)は3、4年次生が対象で、前半はアメリカ・アイオワ州にあるルーサーカレッジ看護学部の授業に参加。後半はミネソタ州のメイヨクリニックで同カレッジの学生の病院実習をマンツーマンで見学し、最新の医療現場を体験します。参加した学生は、「自分の意見や希望をはっきりと伝え、主体的に学ぶ姿勢が求められます。学習目標を明確にして臨んでください」とアドバイスしました。

東海大学の全国のキャンパスと短期大学(部)の学生を対象とした「海外研修航海」は、2月から3月に約5週間にわたって南太平洋を巡り、国際交流や外洋航海、船上生活を通じて異文化理解や環境保護、協調性の大切さなどを実践的に学びます。参加者は、「さまざまな文化に触れることができただけでなく、コミュニケーション力も身についたと感じています。今年度は50回の節目にあたるので、ぜひ参加してください」と語りました。

報告を聞いた学生は、「どの研修も魅力的なプログラムだと感じました。まずはハワイ語学研修に参加したい」「福祉先進国の現状を知りたいので、デンマーク医療福祉研修を希望しています。現地での学びを深められるよう、看護はもちろん英語学習にも力を入れたい」などと意欲を見せていました。

海外研修2_341.jpg

海外研修3_341.jpg

海外研修4_341.jpg