全国学生韓国語スピーチコンテスト2018」のスピーチ部門で観光学部の学生が最優秀賞を獲得しました

観光学部観光学科の宮本香央理さん(4年次生)が、昨年12月8日に東京・韓国文化院ハンマダンホールで開催された「全国学生韓国語スピーチコンテスト2018」のスピーチ部門で最優秀賞を獲得しました。当日は1次審査を突破した10名が、それぞれの経験をもとにした韓国語のスピーチを行いました。

両親がともに韓国人という宮本さんですが、日本で生活していたこともあり、幼いころから韓国語を全く話せなかったと振り返ります。高校時代に友人と韓国人アイドルのファンになった時期があり、グッズやテレビを見ているときに友人がハングルを読めたり、韓国語が分かったりすることに悔しさを感じた宮本さんは、実家近くにある韓国料理屋で韓国語を習い始め、大学進学後に本格的に勉強し始めました。大学進学後も2年次に韓国語スピコンに出場しましたが、入賞することができませんでした。韓国語を上達させるべく、昨年度は韓国の漢陽大学へ留学。リベンジを期した今年度のスピコンでは、父が煩った「認知症」をテーマにスピーチ。見事最優秀賞を獲得しました。

宮本さんは、「韓国語を学ぼうとしたきっかけは些細なことだったが、『やろう』と決めたら、とことん頑張ってしまう性格。スピコンで負けて本当に悔しかった分、今回の最優秀賞は涙が出るほどうれしかった。指導してくれた先生方や友人に感謝したい」と笑顔で振り返りました。

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