男子サッカー部が特例の全国大会「#atarimaeni CUP」で20年ぶりの大学日本一を達成しました

湘南キャンパスの男子サッカー部が、1月6日から23日まで東京・味の素フィールド西が丘などで開かれた特例の全国大会「#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!」で優勝を飾り、2000年の総理大臣杯全日本大学トーナメントを制して以来20年ぶりの大学日本一を達成しました。

関東大学リーグ戦の下部にあたる神奈川県大学リーグに所属する男子サッカー部は、昨年9月から11月のアミノバイタルカップ2020関東大学トーナメント大会で5位となり、関東地区第9代表として出場。初戦で鹿屋体育大学を3-1で下すと、2回戦では関東1部に所属する明治大学と対戦し、1-1と延長でも決着がつかず、PK戦の末に4-2で勝利しました。3回戦では日本大学を3-2、準決勝では順天堂大学を1-0で制して決勝へと駒を進めました。強い雨が降る中で迎えた法政大学との一戦は、前半から自陣での攻防が続きましたが、堅い守備で得点を許しません。後半に入ると次々と前線にボールを送り込み、積極的にゴールを狙って流れを引き寄せると、26分に水越陽也選手(体育学部3年次生)がこぼれ球を押し込み先制。この1点を守り抜き、都道府県リーグ所属のチームとしては初の全国大会優勝を手にしました。

今川正浩監督(体育学部准教授)は、「前半は法大の技術力と攻撃力に押されていましたが、ハーフタイムに“今までのゲームを思い出して、アグレッシブに、積極的にボールに向かっていこう”と声をかけました。後半から少しずつゲームのスピードにも慣れ、自分たちのよさを1プレーずつ出してくれたことでこちらのペースに持ち込むことができました。この1年間、4年生が本当に頑張ってチームを引っ張ってくれました」と選手たちをたたえました。面矢行斗選手(体育学部4年次生)は、「4年間、本気でサッカーと向き合い、その背中を見て後輩たちもついてきくれました。素直で明るく元気な選手が集まったところが大きな勝因。東海大で優勝できてよかった」と笑顔を見せました。