2007年度参加学生の声

キャンパスストリートプロジェクト(C.A.P.)

やる気ある仲間と一緒にこの街を盛り上げていきたい!

鈴木 一星 教養学部 1年次生
鈴木 一星
教養学部 1年次生

大学に入学したら、高校では経験したことのない大きな挑戦をしたいと考えていました。C.A.P.は、近隣住民の方々と学生が協力して大学周辺地域を活性化する、というスケールの大きな目的に向って活動しているプロジェクトなので、ここでしか経験できない事がありそうだ、と思い参加することに決めました。『音食WEEK』は僕にとって初めてのイベントで、毎日、閉門まで準備作業に追われました。屋外ステージを設置した時は深夜2時に帰宅し、それから朝5時集合というハードスケジュールを乗り切り、メンバー全員の疲労がピークに達した状況で本番を迎えました。しかし、ステージで演奏が始まり、歩いていた学生が次々と足を止めてくれた時は、疲れも消え、最高の気分を味わうことができました。
このようなイベントを通して、メンバー一人ひとりの頑張りが結集して成り立っていることを実感!やる気のある仲間と共に、さらにこの街を盛り上げていきたいです。


Tokai Formula Club

プロジェクト活動がそのまま自分の夢に繋がっている

佐々木 玲菜 工学部 3年次生
佐々木 玲菜
工学部 3年次生

学生だけの力で、フォーミュラーカーを設計・製作できることに興味が湧き、このプロジェクトに参加しました。私は、将来、自動車のエンジニアに成りたいので、プロジェクト活動がそのまま自分の夢にも繋がっています。マシン製作のプロセスでは、時としてチーム間の連携が上手くとれなかったり、自分自身が似たようなミスを繰り返してしまったりなど、思うように作業が進まないこともあります。けれども、皆のマシンが、完成し、初めて走行する姿を目にした時は、とても感動します。今後は、私の「第2の家」と言っても過言ではない「ものつくり館」に集う、様々なチャレンジセンタープロジェクトとも交流を深め、プロジェクトの枠を超えた大きな活動を行なっていけたらと考えています。


東海大学学生ロケットプロジェクト(TSRP)

言葉では言い表せない感動を味わえます!

笹川 千春 工学 4年次生
笹川 千春
工学 4年次生

高校時代、TSRPの存在を知り、ロケットを作ることが夢だった私は、まだ東海大学に入学もしていないのに絶対参加しようと決めました。私達のプロジェクトは、何カ月、あるいは何年もかけてロケットを作ります。しかし実際に打ちあがるのはたったの十数秒。そのたった十数秒のために、私たちは失敗を何度も繰り返し、寝不足になりながらもロケットを作り続けます。
ロケット打ち上げ本番前、発射場は張り詰めた静寂に包まれます。皆の視線が1つのロケットに集中して、点火までのカウントダウンだけが見渡す限りの平野に響き渡ります。そしてカウントダウン0と共に点火。大きな音を立て私達のロケットが大空へ打ちあがります。緊張と不安、今までの苦労の分だけの自信、全てがこの瞬間に混ざり合い、言葉では言い表せない、実際に体験しなければわからない感動を毎回味わっています。


ライトパワープロジェクト

優勝できた瞬間、それまでの苦労が吹っ飛ぶ

高津 貴 大電子情報学部 (現:工学部)  3年次生
高津 貴大
電子情報学部
(現:工学部) 3年次生

環境に優しいエネルギー、特に太陽電池について、高校時代から大変興味がありました。大学では、最新の太陽パネルに触れたいと思い、ソーラーカーを製作しているライトパワープロジェクトに参加しています。ものつくりは、チーム作業のため、メンバー間で意見の不一致や、足並みが揃わず工程が遅れたりすることもあり、そんな時は、プロジェクトリーダーとしての力不足を実感し、とても落ち込みます。けれども、様々なプロセスを乗り越え、自分達のソーラーカーが大会で優勝できた瞬間に、それまでの苦労も吹っ飛び、目的達成の喜びを共に分かち合える仲間がいることを、心から素晴らしいと感じます。僕達は、すでに子供達を対象とした「エコ教室」を実施していますが、今後はこの教室に、環境に優しい乗り物を追及し続けるライトパワーならではの独自性を盛り込み、子供から大人まで皆が環境について考える切っ掛けの場として発展させたいです。


Tokai International Communication Club (TICC)

大切なのは語学力ではなくオープンな心を持つこと

柳川 智徳 電子情報学部 (現:工学部)  4年次生
柳川 智徳
電子情報学部
(現:工学部) 4年次生

学科以外の友人を作ろうと思い立ち、4月に開催したプロジェクト説明会へ足を運びました。その時、会場ブースに最後まで残り、熱心に説明をするTICCメンバーを見て、何か惹かれるものを感じ、活動について、よくわからないまま、とにかく参加してみることにしました。TICCは総勢80人。日本人学生と留学生が協働し、地域の外国人児童に学習支援を実施しています。外国語は苦手ですが、外国人児童や留学生と交流するうちに、大切なことは語学力ではなく、異文化を理解しようとするオープンな心を持つことだと実感しました。留学生メンバーは学食で僕を見掛けると声を掛けてくれます。僕は人見知りなので、このようにキャンパス内で友人と手を振り合えることが嬉しく、色々な人と交流することが楽しくなってきました。今回、秦野市教育委員会の協力を得て初めて開催するサマースクールが、子供達にとって素敵な夏の思い出となってくれれば嬉しいです。