
斉藤 剛
サイトウ タケシ
- 准教授
- 学位:博士(医学)
基本情報
所属
- 国際学部
- 医学部 / 医学科
研究内容
生体試料中の薬物分析に基づく使用履歴及び状況の解析
薬物の身体への影響は、主に血中薬物濃度によって評価されます。生体試料中の薬物を行うには、薬物の抽出後に機器分析を行いますが、全行程の約8割が抽出行程に費やされます。これまで、新規抽出カラムを用いて迅速な薬物抽出と分析方法の開発を行ってきました。また、分析によって得られたデータから薬物の危険性に関する解析を行ってきました。

詳細情報
研究キーワード
- 法中毒
研究分野
- ライフサイエンス 救急医学
- ライフサイエンス 法医学
委員歴
- 度-現在 日本法中毒学会評議委員
- 度-現在 日本中毒学会評議委員
- 委員歴
受賞
- 日本法中毒学会吉村賞
論文
医学博士
書籍等出版物
- Toxicological analysis using monolithic silica spin-column extraction and chromatographic separations, In Monolithic chromatography and its modern applications
- 剖検例の身元確認のために行われたDNA検査
- 薬毒物検査マニュアル
- アポ蛋白多型と血清脂質の相関について
- LPL(lipoprotein lipase)多型と血清脂質値
- RT-PCR法を利用したAHSGcDNAにおける塩基置換の検索
- 硝酸・亞硝酸、薬毒物分析実践ハンドブック-クロマトグラフィーを中心として-
講演・口頭発表等
- Incorporation of Toluene and xylene metabolites into rat hair
- 同一家屋内の焼死体の身元確認
- 死体血における血漿レムナント・リポ蛋白の安定性について
- P,P'-DDEラットにおける排泄過程について
- 34年間保存されていた臍帯からの身元確認
- 焼死体にみられる心筋の変化について(第1報)(
- 冠動脈疾患関連の突然死、特にポックリ病における血漿レムナント・リポ蛋白の意義について
所属学会
- The International Association of Forensic Toxicologists
- 日本中毒学会
- International Academy of Legal Medicine
- 日本法中毒学会
- 日本法医学会
共同研究・競争的資金等の研究課題
LC-MSMSによるアコニチン、アマニチン、テトロドトキシンの一斉分析法の開発
パラコート、グルホシネート、有機リンの固相抽出による一斉分析法の確立
乱用薬物の一斉分析方法の開発と併用時の解析
血液代替物質による薬物分析
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お問い合わせ先
取材に関するお問い合わせ
学長室(広報担当)
Tel. 0463-63-4670(直通)