木村 穣
キムラ ミノル
- 教授
- 学位:理学博士
基本情報
所属
- 医学部 / 医学科
- 総合医学研究所
主要授業担当科目
- 分子と細胞の医学
- 医科学研究序論
- 分子細胞生物学特講
- 発生工学1
- 発生工学実習1
- 発生工学2
ジャンル
- 生命倫理
- がん治療
- 環境技術
- バイオテクノロジー
研究と関連するSDGs
研究内容
ヒト疾患の発症機構の解明と遺伝子操作マウスの開発
遺伝子DNAの情報は生物種により異なるが、化学物資としては同一である。ヒトの病気はがんを含めてその多くが遺伝子の変化や変化した遺伝子の発現量の違いによって生じていることが分かりつつある。我々は発生工学の技術によりヒトの遺伝子をもつマウスや遺伝子に変化を生じたマウスを作製してきている。これらを用いヒトの病気の発症機構を解明し、同時に診断法や治療法を開発する研究を行なっている。
詳細情報
研究キーワード
- 実験動物学
- 分子生物学
- 発生生物学
研究分野
- ライフサイエンス 発生生物学
- ライフサイエンス 分子生物学
- ライフサイエンス 実験動物学
論文
New PCNT candidate missense variant in a patient with oral and maxillofacial osteodysplasia: a case report.
Neuropathy Target Esteraseと神経機能 遺伝子操作マウスを用いた解析
有機リンによる神経障害発症機序の解明に向けて
Alopecia areata susceptibility variant identified by MHC risk haplotype sequencing reproduces symptomatic patched hair loss in mice.
ホルムアルデヒドガス曝露による反射性眼球運動への影響
Identification of a novel HLA-C allele, HLA-C*03:313, in a Japanese individual.
所属学会
- 日本遺伝学会
- 日本生化学会
- 日本実験動物学会
- 日本発生生物学会
- 日本分子生物学会
共同研究・競争的資金等の研究課題
遺伝子操作マウスを用いた神経障害エステラーゼの新規機能解明
多検体日本人口腔癌のエクソーム解析に基づく移植マウスモデルを用いた発がん機構解析
22q11.2欠失症候群の顎顔面異常に関わる頭蓋底軟骨の分化制御メカニズムの解析
微量変異原評価を可能とする全ゲノム解読に基づく網羅的自然発生突然変異検出系の開発
皮膚内代謝を基盤としたシックハウス症候群発現リスク評価法の確立
ストレスが引き起こす生体防御反応が運動学習に及ぼす影響とそのメカニズムの解明
漢方治療による腎機能改善メカニズムの解明と臨床応用
22q11.2欠失症候群原因遺伝子による頭蓋底軟骨結合の成長維持メカニズムの解析
口腔癌臨床標本由来の変異NOTCH1の機能解析【新規標的治療開発に向けて】
NOTCH1およびHRASの機能的変異による口腔扁平上皮癌モデルの作製
有機リンの慢性毒性解析と診断技術開発
遺伝子工学による高汎用性iPS細胞の開発
自己炎症性症候群モデルマウスにおけるマスト細胞活性化機構の解明と分子標的薬開発
顎形態形成におけるSez12とTbx1によるBMPシグナル制御機構の解明
シックハウス症候群感受性候補遺伝子の機能解明と疾患モデル動物開発
リシークエンシングによるHLAゲノム多様性解析
漢方薬の分子基盤の構築と臨床応用
Ali18変異による炎症発生機構の分子、細胞、個体レベルでの解析
Sez12ノックアウトマウスで認められた顎形態異常の分子機序に関する研究
下垂体腫瘍の機能分化に関する分子病理学的研究:Notchシグナルによる新展開
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