権藤 洋一
ゴンドウ ヨウイチ
- 教授
- 学位:Ph.D
基本情報
所属
- 医学部 / 医学科
ジャンル
- 生命倫理
- 地球環境
- 生物・動植物
- 環境技術
- バイオテクノロジー
研究と関連するSDGs
研究内容
こころの進化を含むゲノム解読解析に基づいた生命と環境の理解
一貫して、高等動物の突然変異研究に従事してきた。突然変異は進化をもたらす一方がんなどさまざまな疾患や老化ももたらす。超高速シーケンサーなど最先端技術を駆使してゲノム解読を進め、地球環境や生体内部環境に影響を受けながら育まれる生命の成り立ちの理解を、モデル系も用いながら目指している。とくに、生物多様性の維持機構解明やこころの進化学を通して、ヒトの理解と社会への応用発展にもチャレンジしている。
詳細情報
研究キーワード
- 環境変異原
- 生物多様性
- 突然変異
- モデル動物
- 機能ゲノム学
- ミュータジェネシス
- ゲノム
- 遺伝学
研究分野
- ライフサイエンス 遺伝学 遺伝学
- ライフサイエンス ゲノム生物学 ゲノム構造
- 環境・農学 放射線影響 放射線生物学
委員歴
- R061豊かなQOL社会実現のための放射線生体影響委員会 運営委員
- Genes and Genetic Systems 編集顧問
- MAQCコンソーシアム メンバー
- 一般社団法人ゲノムテクノロジー委員会(旧ゲノムテクノロジー第164委員会) 学術委員
- 放射線の利用と生体影響第195委員会 学術委員
- 公益財団法人放射線影響研究所 科学諮問委員
- 日本遺伝学会 評議員(関東区)
- 日本遺伝学会 評議員(全国区)
- 日本遺伝学会 評議員(全国区)
受賞
- X-GENE COngress & EXPO Oxford Nanopore Excellent Poster Award
- 日本遺伝学会 ベストペーパー賞
- 第8回国際ゲノム会議組織委員会 Excellent Poster Award
論文
DETECTION OF TRANSGENERATIONAL GENETIC EFFECTS BASED ON WHOLE-GENOME SEQUENCING IN THE MOUSE MODEL
Assessing reproducibility of inherited variants detected with short-read whole genome sequencing
Illegitimate translation causes unexpected gene expression from on-target out-of-frame alleles created by CRISPR-Cas9
書籍等出版物
- 遺伝学の百科事典 : 継承と多様性の源 = Encyclopedia of genetics : origin of inheritance and diversity
- 改訂遺伝単 : 遺伝学用語集 : 対訳付き
- ゲノム編集技術を応用した製品開発とその実用化
- 遺伝単 : 遺伝学用語集 : 対訳付き
- Animal Models for the Study of Human Diseases, 2nd Ed. by P. Michael Conn
- Animal Models for the Study of Human Diseases
- Knowledge-based intelligent information engineering systems & allied technology KES'2001“Bioinformatics for the large-scale mouse mutagenesis project.
講演・口頭発表等
- ミュータジェネシス研究の今昔: 誘発変異から自然変異へそしてまた誘発変異へ
- 遺伝と遺伝子は違う:化学変異原から放射線まで
- 拡張完全遠縁交配マウスモデルを用いた低線量長期ガンマ線被ばくによる遺伝的影響評価法の開発
- Detection of Transgenerational Genetic Effects Based on Whole Genome Sequencing in the Mouse Model
所属学会
- International Mammalian Genome Society
- 日本進化学会
- 日本癌学会
- 日本分子生物学会
- 日本遺伝学会
- 日本バイオインフォマティクス学会
- 日本人類遺伝学会
Works(作品等)
Disc1,Srr,CBP,NCS-1およびRtn4r遺伝子の個体レベルにおける機能解析研究
Sacsin遺伝子の個体レベルにおける機能解析研究
T2BP遺伝子(MMU03H1)の個体レベルにおける機能解析研究
Dock1遺伝子(MMU07F5)およびEphrin-A6遺伝子(MMU16)の個体レベルにおける機能解析研究
DmrtC2遺伝子(MMU07A3)の個体レベルにおける機能解析研究
Rab5a遺伝子(MMU17D)およびRabggtb遺伝子(MMU03H4)の個体レベルにおける機能解析研究
DNA pol eta/XPV遺伝子(MMU17B3), DNA pol kappa遺伝子(MMU13C3)およびRev3l遺伝子(MMU10B1)の個体レベルにおける機能解析研究
Apollon遺伝子(MMU17E2)およびFLIP遺伝子(MMU01C1)の個体レベルにおける機能解析研究
Rit1/Bcl11b遺伝子 (MMU12F1)の個体レベルにおける機能解析研究
mPK15遺伝子(MMU15F1) の個体レベルにおける機能解析研究
RecQ4 遺伝子(MMU15E1)およびRecQ5遺伝子 (MMU11E2) の個体レベルにおける機能解析研究
Sf3b1/Sap155遺伝子 (MMU01C1) の個体レベルにおける機能解析研究
mGluR1/Grm1/Gprc遺伝子(MMU10A2)の個体レベルにおける機能解析研究
共同研究・競争的資金等の研究課題
低線量率放射線長期被ばくがもたらす生物影響の高速高感度解析
低線量長期被ばくマウスおよび細胞の超高感度変異検出に基づく放射線影響と変異誘発機構の解析
微量変異原評価を可能とする全ゲノム解読に基づく網羅的自然発生突然変異検出系の開発
超高速ゲノム解読に基づくマウス生殖細胞誘発変異検出と微量変異原リスク評価法の確立
次世代テクノロジーを駆使した疾患モデルマウス開発の高速化
標的遺伝子に点突然変異をもつマウスの開発研究
メガサテライトDNAの進化
ヒトメガサテライトDNAのゲノム構造と超可変性
高等動物の大きなタンデム反復配列内および近傍における組換え
ヒトメガサテライトDNAのゲノム構造と超可変性
メガサテライトRS447遺伝子の構造解析
高等動物の大きなタンデム反復配列内および近傍における組換え
高等動物の大きなタンデム反復配列内および近傍における組換え
遺伝子導入マウスを用いた組織別突然変異の鋭敏簡便な検出とDNA変化の解析
マウス体細胞における相同組換えと遺伝子修復の解析
産業財産権
- NAIPトランスジェニック動物
- サンプル保存ケースおよびサンプル保存ケースの収納ラック
社会貢献活動
- プレゼンの実例といくつかのヒント
- 動物実験の進め方:遺伝子組換えとの関わりを中心に
ResearchMapへ移動します
お問い合わせ先
取材に関するお問い合わせ
学長室(広報担当)
Tel. 0463-63-4670(直通)