椎名 隆

椎名 隆

シイナ タカシ

  • 教授
  • 学位:博士(畜産学)

基本情報

所属

  • 医学部 / 医学科
  • 医学研究科 / 先端医科学専攻
  • 医学研究科 / 医科学専攻

研究と関連するSDGs

  • すべての人に健康と福祉を

研究内容

主要組織適合性複合体における遺伝的多様性生成の分子機序の解明

主要組織適合性複合体(MHC)における遺伝的多様性の生成機序を革新的な遺伝子・ゲノム解析技術により明らかにすることを目的とし、(1) 自己免疫疾患、感染症、がんと関連する遺伝要因の同定や発症機序の解明、(2) DNAタイピング法やRNA発現解析法の開発、(3) 造血幹細胞移植における最適なドナー選択法の開発、(4) 実験動物や愛玩動物における疾病や感染症との関連解析、(5) 多種間の比較ゲノム解析と分子進化学的解析等、を進めている。

主要組織適合性複合体における遺伝的多様性生成の分子機序の解明

詳細情報

研究キーワード

  • 主要組織適合性複合体
  • ジェノタイピング
  • ゲノム
  • HLA
  • 免疫遺伝学

研究分野

  • ライフサイエンス 分子生物学
  • ライフサイエンス 実験動物学
  • ライフサイエンス 遺伝学

講演・口頭発表等

  • 日本人封入体筋炎患者におけるHLA-DRB1遺伝子多型
  • 末梢神経・筋 免疫介在性壊死性ミオパチー(IMNM)とHLA多型との関連解析
  • 家系を用いたネコMHCクラスI遺伝子の多型解析およびハプロタイプの推定
  • 非血縁者間骨髄移植におけるHLA遺伝子全領域の多型と急性GVHDとの関連
  • ミニチュアダックスフンドとフレンチブルドッグにおける炎症性腸疾患とMHC class 2の関連性
  • NGSによるHLA DNAタイピング法の特徴と臨床応用
  • 海外から輸送したカニクイザル凍結精子による産子獲得
  • ネコMHCクラスII遺伝子のRNA発現解析およびハプロタイプ推定
  • 封入体筋炎とHLA-DRB1多型との関連解析
  • SLAクラスIIホモ接合体マイクロミニピッグにおける豚丹毒ワクチン抗体価
  • イヌMHCクラスI領域に位置する新規構造多型生成の分子機序の解明
  • 末梢血に発現するネコMHCクラスI遺伝子の同定
  • 非血縁間骨髄移植検体を用いたHLAクラスI遺伝子全長レベルの多型解析
  • HLA Expression Typingに向けて キャプチャーRNA-Seq解析による末梢単核球におけるHLAアレル間のRNA発現量比較
  • HLA Expression Typingに向けて Ectopic Expression AssayによるHLAアレルレベルのRNA発現解析法の開発
  • 大腸菌のhslO遺伝子はRecA非依存性染色体維持および遺伝子水平移動に関与する。
  • 犬のがんペプチドワクチン療法のための各種DLA‐88型拘束性TRP‐2ペプチドの同定
  • 免疫介在性壊死性ミオパチー(IMNM)とHLA-DRB1多型との関連解析
  • NGS-SBT法に関するワークショップ
  • 免疫介在性壊死性ミオパチー(IMNM)とHLA-DRB1多型との関連解析

所属学会

  • 日本造血・免疫細胞療法学会
  • 日本組織適合性学会
  • 日本分子生物学会
  • 日本実験動物学会
  • 日本人類遺伝学会

Works(作品等)

MHC領域の比較ゲノム解析

共同研究・競争的資金等の研究課題

骨髄移植症例を用いたHLA近傍ゲノム領域における急性GVHD新規感受性多型の同定

壊死性ミオパチー発症メカニズムに関与する遺伝子の探索

HLAの異常に基づく成人T細胞白血病リンパ腫の個別化免疫療法を目指した基礎的研究

カニクイザルにおけるコラーゲン誘導関節炎発症の分子機序の解明

葉緑体による新しい気孔制御メカニズム

ネオ・セルフの遺伝子解析

次世代シークエンシングによる造血幹細胞移植後再発腫瘍のHLAアリル欠損解析

霊長類モデルを用いたインフルエンザ感染重症化宿主因子の探索

虚血に耐性を持つ培養皮膚の開発

遺伝子工学による高汎用性iPS細胞の開発

同種造血幹細胞移植成績向上を目指したKIRハプロタイプ解析手法の確立

生物医学研究推進のためのマーモセットMHC情報の総合的理解と研究基盤の開発

ニホンウズラの拡張MHC領域に関する多様性解析

先端技術を駆使したHLA多型・進化・疾病に関する統合的研究

リシークエンシングによるHLAゲノム多様性解析

マイクロミニピッグの基盤整備:MHC固定ブタの作出と細胞免疫学的特性の解析

創薬研究推進のためのカニクイザル薬剤代謝遺伝子多型情報収集とその活用システム開発

MHC ホモ接合体カニクイザル由来 iPS 細胞の癌化細胞株を使用したサル癌モデル作成

リシーケンシングによる関節リウマチ感受性稀少変異の探索

ヒト医療研究用モデルザル供給ネットワークの構築

産業財産権

  • HLA遺伝子のDNAタイピング方法及びキット
  • 超並列高速シークエンサーによる簡便なHLA遺伝子のDNAタイピング方法およびキット
  • HLA遺伝子のマルチプレックスDNAタイピング方法及びキット
  • カニクイザルMHC全遺伝子ホモ接合体を作製するためのキット及び方法
  • HLA遺伝子のDNAタイピング方法及び当該方法のデータ解析に使用するコンピュータプログラム
  • カニクイザルMHC遺伝子のマルチプレックスDNAタイピング方法及びプライマーセット

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お問い合わせ先

取材に関するお問い合わせ

学長室(広報担当)

Tel. 0463-63-4670(直通)


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