概要
- 情報通信分野に関わる多様な研究者 (*1) が定期的に集い、それぞれの研究を中心に幅広いテーマを取り上げながら、知的好奇心に基づく活発な議論を行います。
- こうした交流を通じて、所属や立場を超えた「タテ・ヨコ・ナナメ」のつながりを築き、個々の研究者と組織の持続的な発展を促進します。
- 研究交流会は6月と12月に規模を拡大して開催し、談話会はコンパクトな形式でその他の月末に実施予定です(*2)
- 当面は議論内容を外部公開せずに内部での議論活性化を図ります。
(*1) ここでの「研究者」とは、本学情報通信学研究科所属の教員に限らず、大学院生、学部生、職員、外部講師などを含みます。
(*2) 一部の月は開催されない場合があります。
今後の予定
- 7月25日(金):第002回談話会
- 9月以降、毎月最終金曜日の5限に談話会または研究交流会を実施予定
6月27日に品川キャンパスにおいて、第001回研究交流会を開催しました。この研究交流会は情報通信学研究科に所属する大学院生が中心になって企画運営したもので、大学院生・学部生・教職員同士の交流を促進するとともに、大学院進学を考える学部3年生に各研究室での研究活動を紹介することで研究室選択の情報を共有する「大学院オープンラボ」の機能も兼ねています。研究交流会はポスター発表形式で開催され、軽食を片手に活発な議論が交わされました。
企画運営に中心的に携わった大学院生は、「昨年の同時期に開催した類似イベントよりも2倍近くの来場者にご参加頂き、運営側の想定をはるかに超える大盛況でした。各々の研究内容に対して活発な議論が行われており、大学院生・学部生ともに良い交流の場になったのではないかと思います。」と振り返っています。









品川キャンパスに情報通信学研究科所属並びに関連する教職員・学生ら有志が集い、第001回談話会を開催しました。
今回の談話会では、福原雅朗教授が「集積回路設計の国内外状況と福原研の研究方針」について、中谷裕教准教授が「直観的な情報処理を実現している脳メカニズムの理解を目指して」と題して、それぞれ発表を行いました。これらの発表に対し、参加者を交えて活発な質疑討論が行われました。異なる分野・視点からの知的な質問やアドバイスが展開され、発表者にとっても非常に有益な時間となりました。
参加者からは「学会や研究会よりも深い議論ができたかもしれない」との意見もあり、談話会ならではの自由で濃密な対話が実現しました。学生達もプレゼン内のキーワードを自身のデバイスで検索しながら議論に追随する様子が見受けられ、積極的に参加していました。結果として、参加者全員が時間を忘れるほど議論を重ね、充実した雰囲気の中で初めての試みを成功裡に終えることができました。


