台湾 東海大学 体験記

長・中期留学
観光学部観光学科 3年次(留学時) 大山 善史 2016年9月~2017年1月(約4か月)留学

 私は高校3年生の時、初めての一人旅で台湾を訪れました。当時、まだ中国語を勉強していなかったので、中国語が一切話せずとても苦労しました。その旅行の経験から中国語を勉強してみたいという気持ちが芽生え、大学入学後、中国語の授業を履修しました。その後中国語を勉強していく中で、海外で生活してみたいという気持ちと実践的な練習がしてみたい、という気持ちが高まり、アルバイトをして自分で留学の費用を貯めました。留学に行くにあたって、留学生の友達と中国語でLINEをしたり、会話の練習に付き合ってもらったり、中国語検定合格などの目標を作り勉強するとともに、台湾の文化について事前に理解するために、歴史や政治などを本や映画を見て勉強をしました。  
 現地の大学では、中国語や台湾語を勉強しながら、台湾の歴史、日本と台湾の関係の授業、異文化を理解するためにみんなで討論をする授業、日本語と中国語で雑誌を制作する授業を履修しました。雑誌制作の授業では、自分たちで掲載する内容を決めて取材をして、編集、販売まで行いました。この授業を履修することで台湾人が興味を持っていること、彼らが日本人と違った角度で物事を見ていることを実感することができ、とても面白かったです。 また授業の他に、私は現地の大学の日本語学科の生徒の日本語の宿題の手伝いやわからないところの説明、日本語授業の会話テストの相手をしました。この活動を通じて、日本に興味を持っている人の多さや日本語を教えることの難しさを再認識し、自分の母語に対しても意識する機会となりました。そして卓球部の練習に参加し試合にも出場しました。台湾人に混ざって試合に参加することはとても新鮮で、日本で試合する時とは違った緊張感があり、卓球を通じて他大学の人とも友達になることができたのでとても忘れられない経験です。このように自分がやりたいと感じたことをできる限りやらせてくれる、やる気次第でなんでも挑戦できる、友達も頑張っている人を応援する、台湾東海大学はそんな暖かい雰囲気のある大学です。おかげで勉強、スポーツ、現地の学生との交流、全てにおいてとても満足した留学生活を過ごすことができました。
  この留学を通じて中国語のレベルアップや台湾のことを深く知ると同時に、日本について、そして自分の今までの考え方を改める機会が多々ありました。これらの経験を元にもっと海外で様々なことに挑戦してみたいでと思うようになりました。今後は日本についても勉強すると同時に、海外で通用する人材に成れるように語学の向上はもちろんのこと、専門的な知識を身に付けられるよう努力し続けたいです。

語学

会話能力は、日常会話は問題なくでき、相手の話していることが大体理解できるレベルまで成長しました。そして読み書きの能力は新聞や雑誌程度の文章は辞書が無くてもほぼ理解できるレベルまで上達しました。

費用

航空券代:約5万円
授業料:大学負担
保険・ビザ代等:約4万円
生活費他:約40万円

治安

とても良い

日本と比べてほとんど違いが感じられないぐらい治安が良い。


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