オーストラリア インターンシップ

期間(短期):夏季(2022年8月6日~2022年9月3日)

インターンシップ先:Catherine McAuley Westmead(私立の中学校)
教養学部人間環境学科(留学時3年生)

活動内容を教えてください!

現地の日本語教師のサポートをするインターンシップを行いました。
・クラス人数 →担当する学年により異なる。大体10名前後。
・国籍→オーストラリア(ルーツはフィリピン、中国、フィジー、アメリカなど)
・担当の先生 →日本人(日本育ちで日本の大学で日本語教育を勉強した)とオーストラリア人(オーストラリア育ちで、日本語を勉強した)の先生
・授業方法→PCを用いた対面式
・使用教材→教科書、PC

時間割(日本語の授業サポート)

時間土・日
9:00 – 16:00FREE

課外活動・研修旅行・余暇の過ごし方について

ホームステイ先のファミリーとスポーツ観戦やショッピングに出かけました。時々、日本人の友達と会ったり、現地に住んでいる友達と遊んだりしました。

派遣先でよく使った施設について

図書館とクラスルーム

寄宿(寮やホームスティ)での生活について

<ホームステイ>
部屋:1部屋1人で使用
様子:部屋は狭めで離れで生活しました。離れであったため、自分のタイミングでバスルームを使えたりしたため、楽でした。ただ、日本とは違いヒーターを使う習慣がないため、初めは少し驚きました。

留学中に楽しかったこと、苦労したこと

●楽しかったこと
インターンシップであったため、生徒と関わっている時間が楽しかったです。私は、英語に自身がなく、不安な気持ちでいっぱいでしたが、幸いなことに学校では、英語を使いつつ日本語が少し通じる環境であったので安心しました。そして、生徒と会話する時は英語で苦労もしましたが楽しかったです。そして、生徒が「わかった!!」「教えてくれてありがとう」など言ってくれた時はとても嬉しかったです。また、インターンシップ期間に日本でいう「文化祭」が行われました。日本の文化祭とは違い生徒が仮装するなど日本では味わえないことが体験できました。

●苦労したこと
2つあります。1つ目は、公共交通機関の使い方です。ホームステイ先の家からインターンシップ先の学校までは、バスを使って通勤していました。家の近くにバス停がたくさんあり戸惑いました。そして、バスに乗った後も日本のようにバス停がアナウンスされることはなく、自らでBus Stopのボタンを押さなければならず、最初の1週間はとてもドキドキでした。
2つ目は、ホストファミリーとのコミュニケーションです。私の家庭は、イギリス系がルーツであったため会話のスピードが早く、イギリス英語で初めは全くついていけなかったです。そして、英語に自信がなかったため会話することを躊躇していました。
しかし、自分から話してみると、ホストファミリーが会話するスピードを合わせてくれたり、聞き取れなかった時はもう一度言ってくれたり、表現が簡単なものに変えてくれたりしました。

実際に掛かった費用は、大体どのくらいでしたか?

項目金額(当時の日本円)
渡航費、プログラム費(旅行会社に支払った経費)61万円
授業料以外の諸経費(教材費・課外活動・保険料等、VISA申請)5万円
私生活における諸経費(食費・交通費・洗濯費等)5万円
現地からの奨学金がある場合
お土産代や個人的な買い物5万円
その他1万2千円
留学に関する費用の総額77万2千円

留学を通じて学んだことを教えてください!

語学力の向上について

日本にいた時と比べると少し向上したと感じています。日本語が全く通じない環境に自分を置いたことで、自分のやりたいこと、困っていることを発信しなければならなかったたからだと思います。

専門知識の向上について

日本語教育の知識は向上したと思います。実際に、授業をやらせてもらって大学の講義で学んだこと以外にも学ぶことがあったからだと思います。

自己成長など

自分から物事に挑戦するようになりました。日本にいた時は、誰かがやっている姿を見てから自分もやろうというスタンスでした。しかし、オーストラリアに行ったことで自らが行動をおこさない限り、何も始まらないということに気付きました。
また、時間の使い方に厳しくなりました。海外に行くと、時間にルーズになるなど聞いたことがありましたが、私はそうではなかったです。インターンシップが1か月と限られていたため、一日一日を大事にしていました。日本に帰国したいま、うまく時間を使うことができている気がします。

来年度に留学を希望する学生へのアドバイスをお願いします!

私が参加したプログラムは、インターンシップといって留学とは違い、オーストラリアで仕事を体験するというプログラムでした。海外で将来、働きたいと考えている人にはとても良い機会だと思います!!


Instagram