卒業生のマルザン・アジズ・イスカンダールさんが、インドネシア工科大学学長に就任しました

本学卒業生のマルザン・アジズ・イスカンダールさん(1993年大学院工学研究科電気工学専攻博士課程後期修了)が、母国インドネシアのインドネシア工科大学(バンテン州タンゲラン市)の学長に就任しました。同国のバンドン工科大学工学部卒業されたマルザンさんは、日本語学校を経て、1989年に工学研究科電気工学専攻博士課程前期に入学。1993年に同博士課程後期を修了して、本学の博士(工学)を取得しました。

帰国後は同国政府の技官として活躍したのち、2005年にインドネシア技術評価応用庁(BPPT)副長官となり、2009年から14年には同庁長官を歴任。同庁退官後は、多くの政府諮問機関の委員を務めるなど、長きにわたって科学技術政策をけん引してきました。

またマルザンさんは、本学の国際連携強化や同窓会活動にも積極的に協力。2007年から12年まで本学が文部科学省と経済産業省の「アジア人財資金構想」の採択事業として展開した「原子力発電分野における高度人財育成プログラム(GIANT)」ではインターナショナルアドバイザーとして同事業をサポートしたほか、2011年に設立された東海大学同窓会インドネシア支部の支部長も務めています。