総合教育センターが開講する科目「社会的課題の理解と探求A」を履修する学生たちが、7月9日に付属甲府高校の1年生を対象にしたオンライン講演会を開催しました。この授業は、相手に伝わりやすいプレゼンテーションの方法や準備の仕方などを実践的なプログラムの中で身につけてもらおうと開講しています。政治経済学部の青木孝子講師とともに、陸上競技部駅伝チームの両角速駅伝監督(スポーツプロモーションセンター教授)が授業を担当していることから、同チームの選手たちが数多く受講しています。
当日は湘南キャンパスと甲府高をオンラインでつなぎ、受講学生17名が生徒約250名に向けて、「大学生活の魅力」や「スポーツと学業の両立」「箱根駅伝での目標」などをテーマに自作のパワーポイントを用いて発表しました。全学生登壇後には、両角駅伝監督が、東海大学の特徴的な教育活動や一貫教育のメリットについても紹介しました。
駅伝チームの花岡寿哉選手(情報理工学部3年次生)は、「人前で発表することに苦手意識があり克服したかったので受講しました。授業ではスポーツと社会の関わりについてもとても価値のある学びが得られています」と話し、兵藤ジュダ選手(体育学部3年次生)は、「高校1年生を対象にした講演だったので、分かりやすい言葉を使うように心がけました。パワーポイントを作ってプレゼンテーションする経験があまりなかったので、いい経験ができました」と振り返っていました。