九州キャンパスゴルフ部が個人戦の西日本新聞社杯争奪九州学生・女子ゴルフ選手権と団体戦の九州学生春季リーグ戦で男女アベック優勝を達成しました

九州キャンパスゴルフ部が4月29日に福岡県・SUNGOLF&RESORTワカミヤコースで開催された個人戦の西日本新聞社杯争奪九州学生・女子ゴルフ選手権と、5月5日、6日に鹿児島県・かごしま空港36カントリークラブ空港コースで開催された団体戦の九州学生ゴルフ連盟春季リーグ戦で、それぞれ男女アベック優勝を達成しました。

西日本新聞社杯には同部から男子25選手、女子10選手がエントリー。男子は中野惠將選手(経営学部2年次生)が4アンダー68で回り優勝を遂げました。また、2位に夏伐蓮選手(同4年次生)が3打差1アンダーで、3位には主将の井戸川純平選手(同)がイーブンパーで入るなど、本学勢が上位を独占しました。大学では初優勝となった中野選手は、「全長は短いのですが、どのホールも幅が狭く、アップダウンもある難しいコースであるのに加えて、当日は風雨が強く、気温も低いなど厳しいコンディションでした。悪条件でのゴルフは集中しすぎるとストレスがたまるので、多少のミスは気にしないようリラックスして臨みました。ショットにミスがなく、パットも決まってくれたのでよい結果につながったと思います」と振り返りました。女子では、主将の杉山桃香選手(同)が4オーバー76のスコアで優勝。2位には外園莉々華選手(同2年次生)が5オーバー77で入りました。ドライバーの平均飛距離が約280ヤードと男子選手にも負けない杉山選手ですが、「今大会はコースに合わせてほとんどドライバーは握らず、5番ウッドでティーショットするなどきざみのマネジメントを心がけました。うまくいかない部分もありましたが、守りのゴルフ、粘りのゴルフで結果を残せたと思います。次はもっとかっこいいスコアで勝ちます」と話しました。

団体戦の春季リーグ戦は、2日間合計36ホールで行われ、両日ともに5選手が出場。上位4選手の合計ストローク数で順位が決定します。男子は初日に中野選手が全体2位となる2アンダー70をマーク。夏伐選手もイーブンパーの72でチームを牽引。この日トップに立った日本経済大学と1ストローク差の合計292で折り返します。2日目に入ると、前日は国体予選に出場していた井戸川選手が駆けつけメンバーに入ってチーム全体を鼓舞します。夏伐選手が70、遠藤崇真選手(文理融合学部1年次生)が71、内藤滉人選手(経営学部3年次生)が72と好スコアをマークし逆転に成功。2日間の総合計579で、2位の日本経済大に19ポイント差をつけ優勝を決めました。一方の女子は、初日に田中あみ選手(同4年次生)が71をマーク。外園選手と吉川維咲選手(文理融合学部1年次生)が72と続き、計290ストロークで2位の長崎国際大学に7ポイントの差をつけます。2日目中盤、一時逆転されるも杉山選手が17番ホールでホールインワンを達成するなど72の好スコアで回ったほか、外園選手が74でまとめて総合計588と、追い上げてきた長崎国際大をわずか1ポイント上回り優勝をつかみました。この結果、男女とも6月22、23日に北海道・苫小牧ゴルフリゾート72エミナゴルフクラブで行われる全国大学対抗戦への出場を決めました。

男子主将の井戸川選手は、「春季リーグ戦はこれまでほとんど優勝してきた大会ですが、初日は2番手と波に乗れない状況でした。しかし、メンバー全員が2日目の逆転を信じてプレーした結果、苦しい展開でも粘って勝ち切れたと思います。日ごろから部全体で厳しいトレーニングに向き合ったその積み重ねを試合で発揮できました。全国ではもちろん優勝を目指しますが、目標にとらわれすぎずにいつも通りプレーしたい」とコメント。女子主将の杉山選手は、「個人の力だけ見ると長崎国際大が上ですが、メンバー全員が“負けるもんか”と気持ちを込めたプレーができていました。昨年11月から今大会の勝利に向けて合宿や練習を重ねてきたことで、ベストスコアを更新する選手も多く出ています。全国でも上の順位を目指して頑張ります」と力強く語っています。