静岡キャンパスで2024年度秋学期学位授与式を挙行しました

静岡キャンパスで3月23日に、2024年度秋学期学位授与式を挙行しました。今年度は大学院総合理工学研究科総合理工学専攻(博士課程)1名、大学院海洋学研究科(修士課程)17名、海洋学部418名の436名に学位記を授与しました。

午前と午後の2回に分けて建学記念ホールで実施した式典では、内田晴久静岡キャンパス長が博士課程と修士課程の修了者、各学科の総代に学位記を手渡しました。式辞では、内田キャンパス長が松前義昭総長・理事長からのメッセージを代読。「学園の創立者・松前重義博士は、『若き日に』から始まる4つの言葉を掲げました。『思想を培え』『体躯を養え』『知能を磨け』は一生続いていく青春を保つための手段であり、よりよくする指針でもあります。『希望を星につなげ』は、“人生における青春をいつまでも続けよ”と創立者が皆さんに残した言葉であり、本学で学んだ皆さんにはこれからの人生を前向きな姿勢で歩んでいただきたいという願いが込められています」と語りました。続けてキャンパス長祝辞として、「皆さんはそれぞれに勉強や研究に励み、友人と過ごすキャンパスライフの中で多様な経験を積みながら、社会人として必要な倫理観を養ったと思います。社会は科学技術や人工知能の発達などにより、急速に変化しています。変革のときを迎えたからこそ、その倫理観は皆さんの武器になるはずです。本学で培った経験を、豊かな社会づくりにつなげてください」とエールを送りました。

祝辞では、東海大学同窓会静岡ブロックの東成希会長(午前の部)と東海大学静岡県後援会の久保山昌利会長(午後の部)が登壇。東会長は、「今後の人生では大きな壁にぶつかる場面もあるかもしれません。そのときには一人で抱えることなく、全国各地で活躍する東海大学同窓会の仲間にアイデアや知見、経験を聞きに来てください。問題を解決する大きな力になるはずです」と呼びかけ、久保山会長は、「学生時代には、新型コロナ禍や大雨による断水などさまざまな困難があったかと思います。荒波を乗り越えた自信を胸に、これからも活躍を続けてください」と激励しました。閉式の辞には海洋学部の齋藤寛学部長が登壇。「皆さんは卒業という大きな節目を迎えると同時に、新たなスタート地点に立っています。大学4年間に自信とプライドを持って、挑戦を続けてください。迷ったときには、大学に戻ってきてください。静岡キャンパス以外にも全国各地のキャンパスの仲間が力になってくれます」と話しました。

式典後には学科・専攻ごとに分かれて学生一人ひとりに学位記を授与。学生たちは、「キャンパスでの学びはもちろん、海洋実習をはじめとしたフィールドワークで多くの経験ができた」「自然豊かな静岡で優しい人たちに囲まれて、楽しい4年間を過ごせた」「建学祭実行委員など課外活動でも大きく成長できた」と笑顔を見せていました。