サッカー部を中心とした学生有志が熊対策「草刈りプロジェクト」に参加しました

札幌キャンパスで活動するサッカー部とスチューデントアチーブメントセンター・チャレンジプロジェクト「札幌ボランティアプロジェクト」、国際コミュニケーション学科 ハミルトン マーク教授の卒業研究ゼミナールの学生有志が6月20日キャンパス付近の南沢スワン公園でNPO法人TSUNAGU主催 熊対策「草刈りプロジェクト」に参加しました。

これは同法人が「人とヒグマの共存を目指すための活動」の一環として札幌市環境局と東海それいゆ町内会の協力のもと実施したものです。当日は札幌市環境局によるキャンパス周辺のヒグマの出没状況、見通しの悪い場所の草刈りをすることの重要性、公園内に設置してある電気柵についての説明を行い、総勢約40名で公園内の草刈りを行いました。

参加した町内会会員の方からは「パワフルな学生さん達があっという間に広範囲の草刈りをしてくれました。多くの子どもが利用する公園なので、こういった安全対策は大変助かります」といった感想がありました。

草刈りプロジェクトの学生リーダー渡辺樹さん(国際文化学部 国際コミュニケーション学科4年次生・サッカー部所属)は「サッカー部は今年度より地域貢献部を立ち上げ、地域のためにできる活動を展開しています。危険だと思われているヒグマですが、共存を目指すため私たち学生ができることは沢山あります。重要なのはヒグマが人里に出没した後に対策をするのではなく、事前に適切な予防策を講じることです。今回の草刈りは、身を隠しながら移動する習性があるヒグマへの対策に有効であると言われています。また、食べカスがついたゴミを撤去することも重要です。今後も定期的なゴミ拾いなどを行い、駆除ではなく共存できる環境を整えていきたいと考えています」と語っています。