情報通信学部の福原雅朗教授(情報通信学科)の研究室に所属する学生たちが、3月7、8日に東京都港区立みなと科学館で開催された科学イベント「みなとサイエンスフェスタ~暮らしにサイエンス!発見は足元に~」に参加。品川キャンパスが出展したブース「プログラミングで遊ぼう!」を運営しました。
イベントには2日間で4200名を超える来場者があり、本キャンパスのブースにも途切れることなく親子連れなどが訪れました。学生たちは、コントローラーの上で手や指を動かして、パソコン画面に表示されたものを動かしたりつかんだりするゲームなどを紹介。子どもたちは真剣な表情でパソコンに向かい、背後では保護者が「惜しい!」「もう少し右」などと声をかけながら見守る様子が見られました。保護者からは、「スマホでゲームをすることはありますが、パソコンで遊ぶのは初めて。いい機会になりました」「ゲームでパソコンが身近に感じられました」などの声が聞かれました。



子どもたちにパソコン操作を教えていた山本陸さん(3年次生)は、「分かりやすい伝え方を意識し、来場者に楽しんでもらえるよう工夫しました。日ごろはあまりふれあうことのない子どもたちとパソコンを通して交流する貴重な経験ができました。会場は活気があり、子どもたちが楽しそうに取り組む姿が印象的で、自分にとっても大きな学びとなりました」と振り返りました。福原教授は、「子どもや地域の方々など多様な人たちと直接触れ合う機会は、学生にとって日ごろの研究や自分の専門性が、社会の中でどのような位置にあるのかを実感しつつ視野を広げる重要な学びの場となります」と話しました。
福原研究室では、日常的に専門書を読み込み、コンピューターや電子回路関連の機材を使った実験に取り組む一方、こうした対外的なイベントにも積極的に参加しています。福原教授は、「今回のようにプログラミングの面白さを子どもたちに伝える場面では、“どうすれば伝わるのか”を学生自身が考え、言葉の表現や視点を工夫する必要があります。その過程を通して、学生は自分の理解をあらためて問い直し、結果として自分の研究についても自分の言葉で説明できるようになります。こうした活動を経験した学生たちは、研究内容を語る力や主体性が大きく伸びており、一気に成長する様子を教員として実感しています」と話しています。


