農学教育実習場の槐島技術職員が農場技術賞を受賞しました

9月4日に北海道江別市の酪農学園大学で開催された「平成26年度全国大学附属農場協議会秋季全国協議会」で、阿蘇キャンパスにある農学教育実習場の槐島(げじま)清文技術職員が「全国大学農場技術賞」を受賞し、これまでの技術業績を紹介する記念講演を行いました。受賞業績名は「畜産物加工技術の開発・指導による農場教育ならびに地域への貢献」です。農場やフィールド科学センターなどを持つ53大学が加盟している同協議会は、その活動の一環として農場等の教育・研究支援への貢献および農場等の活性化に特に功績のあった技術系の職員に対して本賞を授与しており、本学では2年連続2度目の受賞となります。

槐島技術職員は1981年以来、本学で生産された畜産物の加工技術の開発ならびにその技術を活用した実習教育に尽力。地域からのニーズに応えて技術指導や商品開発にも携わり、長年にわたって本学のみならず地域に貢献してきた成果が同協議会の選考委員会で高く評価されました。なお、阿蘇キャンパスの建学祭の人気商品でもあるベーコンやソーセージも、槐島技術職員が中心になって開発したものです。

今回の受賞に対して槐島技術職員は、「農学教育実習場にこれまで携わってきた教員や職員の皆さまと、ともに働く2人のスタッフのおかげです。彼らと一緒に力を合わせたからこそ、いただけた賞だと感謝しています。今後も地域に貢献できるようスキルアップに励み、その成果を積極的に学外に発信していきたい」と話しています。

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