KMITLからの留学生が国際交流研究発表会で発表しました

阿蘇キャンパスで6月3日、タイ王国・モンクット王ラカバン工科大学(KMITL)から研究留学している博士課程学生のポルンハタイ・プタワン氏が、国際交流研究発表会で発表しました。この会は、本学が国際学術交流と連携を目的にKMITLと結んでいる協定校交換留学プログラムの一環で、大学院農学研究科が主催しています。当日は、国際交流担当の村田浩平准教授(応用植物科学科)が世話役を務め、学生と教職員約30名が参加しました。

食品科学が専門のプタワン氏は、「各種条件下のO/Wエマルジョンの酸化的安定性に及ぼすタイ原産の植物抽出物の影響」をテーマに発表。研究留学中に行った実験に関連して「数種のタイ原産植物抽出物の抗炎症ならびに抗酸化作用」についての研究成果を副題に発表しました。研究留学の受入れ先でありアドバイザーでもある安田伸准教授(バイオサイエンス学科)が司会を務め、英語での質疑応答も活発に行われました。

終了後には、農学部長と大学院農学研究科長を務める村田達郎教授(応用植物科学科)から、プタワン氏に研究留学の修了証書が手渡されました。安田准教授は「プタワン氏は2年前にKMITLから交換教員として来日した助教バリパット・アリークル博士が指導する博士課程の学生です。定期的に情報交換を行い、2国間での共同研究のさらなる発展に期待したい」と話しています。

KMITLからの留学生が国際交流研究発表会で発表しました

KMITLからの留学生が国際交流研究発表会で発表しました