タイ・メジョー大学の教員による国際交流研究講演会を実施しました

タイ・メジョー大学の教員による国際交流研究講演会を実施しました

農学部のある阿蘇キャンパスで4月28日、タイ王国・メジョー大学プラエキャンパスから研究留学しているオヌマ・ワンサンガム講師による、国際交流研究講演会を開催しました。本学が国際学術交流と連携を目的にメジョー大と結んでいる協定校交換留学プログラムの一環で、大学院農学研究科が主催。本キャンパスで国際交流を担当する村田浩平准教授(応用植物科学科)が世話役を務めました。

学生と教職員約30名が参加した講演会で、食品科学が専門のワンサンガム講師は、「アイスクリームにおける米糠(こめぬか)および米糠抽出物の物理化学的特性ならびに抗酸化特性」をテーマに発表。受入先のアドバイザーである安田伸准教授(バイオサイエンス学科、食品機能科学研究室)が司会を務め、英語での質疑応答も活発に行われました。終了後には、農学部長と大学院農学研究科長を務める村田達郎教授から、ワンサンガム講師に研究留学の修了証書が手渡されました。

ワンサンガム講師は、「農学部の研究者や学生らと研究活動を通じて交流を深めることができました。精米時に副産物として排出される米糠の有効利用と加工食品への活用を目標に、留学経験を今後の研究の発展に役立てたいです」と話していました。

タイ・メジョー大学の教員による国際交流研究講演会を実施しました

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