3大学連携による適正家畜生産技術者養成教育の修了証書授与式を行いました

3大学連携による適正家畜生産技術者養成教育の修了証書授与式を行いました

農学部で2013年度の「畜産基地を基盤とした大学間連携による実践型適正家畜生産技術者養成教育」の修了証書の授与が4月16日に行われました。この教育プログラムは東海大学、宮崎大学および南九州大学が連携し、2009年度より文部科学省の「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」として4年間かけて開発してきた4科目から構成されるもので、2013年度より正課科目として単位化され正式開講されました。これらの科目の内容は、牧場から食卓までを網羅する広範な座学に加え、3大学の牧場や実験施設を活用した実習、さらには学部からのゲストスピーカを招いたセミナーなど多彩です。また、各科目には個人単位のプレゼンテーションやグループ討議など、問題解決型の主体的な学習も盛り込まれています。開講初年度である昨年度には農学部応用動物科学科の学生が9名受講し、受講者全員が単位を修得し本プログラムを修了することができました。本プログラム初めての修了者となった学生達は「理想的な畜産農家を目指したい」「消費者に適正な畜産とその生産物を理解してもらう架け橋のような仕事に就きたい」など、この学びを活かした将来を語っていました。

これらの学生の一部は今年度にはピア・サポーターとして、後輩の学びの支援をするとともに、自らの学びを更に深めていきます。