ブルガリアの企業幹部対象の特別研修プログラムを実施しました

ブルガリアの企業幹部対象の特別研修プログラムを実施しました

東海大学では8月3日から10日まで、ブルガリアの総合コンサルティング企業グループ「ジオテクミン」の役員を対象にした特別研修プログラムを、高輪キャ ンパスなどで実施しました。このプログラムは東海大学が長年にわたってブルガリア政府などと連携してきたことから、日本の大手ゼネコンにおける巨大事業の マネジメント手法を学ぶ機会として、同社からの要請を受けて実施したものです。研修には、公共事業やインフラ事業、観光事業などに携わっているグループ企 業の役員11名が参加しました。

研修では、初日に「工学部土木工学科伊達教授による日本の建築・土木技術概要の講義を受け、」株式会社大林組が受注している千住関谷JV工事事務所(東京 都足立区)を訪問し、工事のオペレーションルームなどを視察。2日目には、戸田建設株式会社の技術研究所(茨城県つくば市)を訪れて室内環境研究施設や耐 震性能を測る実大振動試験装置を見学しました。そのほかにも、株式会社安藤・間が高速道路建設を進めている市川市カルバート施工現場(千葉県市川市)と清 水建設株式会社の月島1丁目再開発建設所(東京都中央区)、佐藤工業株式会社の小竹向原地下鉄現場(東京都板橋区)を訪れ、各企業の担当者から企業概要や 特徴について説明を受けた後、各現場を視察しました。また、政治経済学部経営学科の遠藤誠二教授と綾野克俊教授が高輪キャンパスで、日本的な経営文化と品 質管理をテーマに講義。前田建設工業株式会社技術研究所の中島良光上席研究員による講義も行いました。

参加者からは、「すばらしいプログラムで、建設事業への理解を深めることができた」「最先端の技術を導入した建設現場を訪れることができただけでなく、企 業のプロジェクト管理の手法などについて貴重な情報を得る機会になった。同僚やブルガリアのビジネスマンにもこのプログラムへの参加を勧めたい」などの感 想が寄せられました。

ブルガリアの企業幹部対象の特別研修プログラムを実施しました

ブルガリアの企業幹部対象の特別研修プログラムを実施しました