高輪キャンパスでジャズに関する講座を開きました

高輪キャンパスで5月14日から6月11日まで実施した「平成26年度 春季区民大学」(共催:東海大学、Kissポート財団)で、高輪教養教育センターの田丸智也准教授がジャズに関する講座を開きました。Kissポート財団 は、港区に住み、勤務し、学ぶ人々に文化・芸術・歴史に触れる機会を提供することを目的に活動しており、区民大学を毎年春と秋に開講しています。今回初め て本学が協力し、全5回の講座を実施。毎回、定員をこえる約80名が参加しました。

「ジャズを聴く ~歴史・人・テクノロジー~」を全体のテーマとして行った今回の講座では、田丸准教授が専門とする作曲、コンピュータミュージックの視点 からジャズの黎明期から現在までを紹介。トランペットや鍵盤楽器で実演しながら、各時代の奏法や音楽理論について解説を行いました。最終日には、「テクノ ロジーとジャズ ~電子楽器の発展とジャズ~」の小テーマで、その場でパソコンを用いて伴奏を作り、スムースジャズと呼ばれるスタイルについて、その概要 と魅力を語りました。

参加者からは、「先生のお話はとてもわかりやすく、毎週楽しみにしていたので終わってしまうのはとてもさびしい。また機会があれば、講座を受けたい」と いった声が聞かれました。田丸准教授は、「区民の方々の音楽への関心は想像以上に高く、やりがいがありました。大学の専門知識や日ごろの研究成果をさらに 広めていけるよう、今後も努力をしていきます」と語っています。

高輪キャンパスでジャズに関する講座を開きました