北海道旭川市と包括連携に関する協定書を締結しました

東海大学北海道キャンパスでは6月17日に、北海道旭川市と「包括連携に関する協定書」を取り交わしました。この協定は、幅広い分野における活動の促進を図り、地域社会の発展と人材の育成に寄与することを目的としています。

本学では、旭川市神居町忠和に1972年、東海大学工芸短期大学として開設し、1977年から北海道東海大学、その後2008年に東海大学との統合を経て、2013年度をもって旭川キャンパスでの授業を終了しました。

今回の協定締結を受け、本学札幌キャンパスとの連携を深めるとともに、地域活性化など地域社会が抱える課題解決に向けた取組をより一層スムーズに推進することで、地域活性化につなげていきたいと考えています。

17日に同市総合庁舎2階第2応接室で行われた調印式では、西川将人市長と吉村卓也学長補佐(北海道キャンパス担当)が協定書に署名。吉村学長補佐は、 「旭川キャンパスは、五十嵐広三元市長の時代に誘致していただいた。しかし残念ながら2014年3月で、旭川キャンパスでの授業はなくなってしまったが、 長い間、旭川で培ったノウハウをもとに、今後は、札幌キャンパスからどのような協力ができるかを考えていきたい。」と話しました。また、西川市長は、「残 念ながら旭川キャンパスはなくなってしまったが、多くの学部学科を有する東海大学との協力は大事にしていきたい。」と期待を表明されました。

なお、同日、旭川市と旭川医科大学、旭川市と旭川大学・旭川大学短期大学部の調印式も同時に行われました。また、旭川市と北海道教育大学とは既に同様の協定が結ばれており、今回の調印で旭川市と関連する全ての大学・短大との協定が結ばれたことになります。

北海道旭川市と包括連携に関する協定書を締結しました
<写真:左から山内旭川大学長、西川旭川市長、吉田旭川医科大学長、吉村東海大学学長補佐>

北海道旭川市と包括連携に関する協定書を締結しました