『大学は美味しい!!』フェアで観光学部生が販売を担当しました

5月28日から6月3日まで東京・渋谷区の新宿髙島屋で開催された第7回『大学は美味しい!!』フェア(主催:NPO法人「プロジェクト88」)に、阿蘇キャンパスの農学部が大学オリジナル商品の販売ブースを出展。観光学部生有志が交代で教職員らとともに販売を担当しました。

この催しは、全国各地の大学が独自に開発した大学ブランド商品や大学と地域が連携して生まれた商品、各大学のアイデアが生かされた商品などを一般向けに展示販売するものです。農学部では、産官学連携プロジェクトとして取り組んでいるゼロエミッション(完全循環型)醸造の一環で商品化したデザートソース「阿蘇の紅」をはじめ、手間と時間をかけた丁寧な製法でうまみ成分と特有のかおりを楽しむことができる「ベーコン」、オリジナルレシピで製造された「夢みるブルーベリージャム」などの9商品を販売しました。

観光学部では、昨年度に熊本キャンパスに設置された経営学部観光ビジネス学科と交流を始めており、今年3月には学生レベルでの交流活動の可能性を探るため代々木学生会の石尾香織執行委員長(3年次生)らが同キャンパスと阿蘇キャンパスを訪問していました。今回のフェアでの販売活動は、その際に農学部から協力を依頼されたことがきっかけとなりました。学生会では、代々木キャンパスで学ぶ観光学部生から有志を募り、約20名がボランティアとして参加することが決まりました。石尾執行委員長は、「阿蘇キャンパスを訪問した際に、今回販売した商品などの試食、試飲をさせていただきとても美味しかったこともあり、ぜひ協力したいと学生に参加を呼びかけました」と振り返ります。学生たちは、事前にTV会議システムを使って阿蘇キャンパスの職員から商品の説明を受けるなど研修も重ねて、販売に臨みました。

期間中は授業の合間を縫って交代でブースに立ち、来場者に試食品を勧めたり商品への質問に答えたりと、大学で開発した数々の商品の魅力を伝えようと笑顔で接客に当たりました。参加した学生からは、「販売の場に立つことははじめての経験で、お客さまに話しかけるタイミングなど難しいと感じることもありましたが、お勧めした商品を買っていただくと、とてもうれしかった」「フェアへの協力を通じて、農学部で同じ東海大学の仲間の作っている食品の魅力を知ることができました。ぜひ阿蘇キャンパスを訪問してみたい」といった声が聞かれました。

『大学は美味しい!!』フェアで観光学部生が販売を担当しました

『大学は美味しい!!』フェアで観光学部生が販売を担当しました