「産学官交流」講演会・交流会で本学の教員が講演しました

海洋学部航海工学科の新谷浩一准教授と水産学科の山本茂貴教授が、4月18日に静岡商工会議所で行われた第86回「産学官交流」講演会・交流会(主催:静 岡市清水産業・情報プラザ)で講演しました。この催しは、地元の企業と大学との連携交流に向けた取り組みとして行われているもので、当日は約50名が出席 しました。

新谷准教授は「物流における資源の最適配分問題」をテーマに、近年の国際的な貿易不均衡によって深刻化している海上コンテナ輸送時の空コンテナの回送問題 について解説。コンテナ船の航路ネットワークを考える際に、空コンテナの回送を考慮することで生じる経済的なメリットや、折りたたみ式のコンテナを導入し た際の効果について講演しました。その後、山本教授が「フードチェーンを意識した食の安全確保の取り組み」と題して、近年注目されている食品の衛生管理手 法HACCP(危害分析重要管理点)方式を紹介。リスクの程度を理解しながら、生産者や製造者、消費者までの全ての過程で食を取り扱う人間が衛生を管理す る必要があることや、食品衛生に関する正しい知識を持つことが消費者にも求められていることなどを説明しました。

「産学官交流」講演会・交流会で本学の教員が講演しました

「産学官交流」講演会・交流会で本学の教員が講演しました