建学の地・三保の松原美化運動を実施しました

学校法人東海大学では、第49回「東海大学建学の地・三保の松原美化運動」を5月7日に実施しました。これは、静岡地区にある学園の各教育機関(付属幼稚 園、付属小学校、付属翔洋高等学校中等部、付属翔洋高等学校、短期大学部、海洋学部)で学ぶ園児、児童、生徒、学生と教職員が地元の自治体と協力し、静岡 市清水区にある三保の松原とその周辺を清掃する行事です。東海大学建学の地として学園とゆかりが深く、また2013年には世界文化遺産の構成資産にも登録 された三保の松原の美しい景観を守ることを目的に、社会教育と地域貢献活動の一環として取り組んでいます。1966年に開始以来、毎年ゴールデンウィーク 明けに行っており、園児や生徒ら約1,800名が参加しました。

清掃開始前には東海大学海洋科学博物館前で式典を実施。海洋学部の千賀康弘学部長が登壇し、「学園ゆかりの地である三保の松原をきれいにするのは、静岡地 区で学ぶ私たちの役割です。三保の松原美化運動は来年で50回の節目を迎えますが、今後も地域の皆さまと協力しつつこの地を美しく保っていけるように、今 日は頑張って清掃しましょう」とあいさつしました。

続いて各教育機関から代表者が2014年度美化宣言に立ち、「ぼくは、三保の松原と海が大好きです。木やゴミが落ちていないほうがいいです。今日はゴミ拾 いを頑張ります」(岩田悠揮さん/付属幼稚園年長)、「三保の松原美化運動を通し、郷土を愛する心を培い、みんなで協力して美しい三保半島を守りましょ う」(管原菜月さん/付属翔洋高等学校中等部3年)など、環境美化への思いを発表。その後、参加者は三保の海岸一帯や折戸地区周辺、各教育機関の学校内や 周辺通学路などに分かれて清掃しました。

参加者からは、「枝が大きくて重たいけれど頑張ります!」「みんなで力を合わせて三保の海岸をきれいにできて楽しい」などの感想が聞かれました。約1時間の清掃で、45ℓ入りのゴミ袋で可燃物217袋、ビン5袋、缶5ネット、ペットボトル21袋、大型ゴミ9.9m3を収集。ほかにも、不法に捨てられていた古タイヤとバッテリーを回収しました。

建学の地・三保の松原美化運動を実施しました

建学の地・三保の松原美化運動を実施しました