ソーラーカーチームがアメリカ大使館主催のトークイベントに参加しました

ソーラーカーチームがアメリカ大使館主催のトークイベントに参加しました

チャレンジセンター「ライトパワープロジェクト」のソーラーカーチームが6月27日、東京都江東区のパナソニックセンター有明スタジオで行われた「世界一 のソーラーカーを目指して-日米の大学トップチームに見るチーム・ビルディングの最先端-」(主催:アメリカ合衆国大使館、共催:東海大学・ミシガン大 学、協力:Panasonic)に参加しました。同チームはこれまで、オーストラリアで開催される世界最高峰のソーラーカーレースで優勝するなど数多くの 実績を残しています。今回の催しは、東海大学とミシガン大学の両チームの代表者から、チームマネジメントの観点から語り合ってもらうことを意図に企画され たもので、当日は市民ら約100名が参加しました。

イベントでは同チームから昨年度学生リーダーの大久保亮佑さん(工学部4年次生)とドライバーの坂井達哉さん(同)が登壇。起業家のウィリアム・H・齋藤 氏によるモデレーションのもと、ライバル校としてしのぎを削ってきたアメリカ・ミシガン大学の代表学生と、チームの歴史や構成、技術継承の手法などについ て意見を交換。ライトパワープロジェクトでは希望者であれば誰でも参加でき、また意思決定もメンバーによる議論を通じて合意形成を目指している一方、ミシ ガン大では学生リーダーらによる選考が行われており、主要メンバーによるトップダウンでの意思決定を重視しているといった違いがあることなどが語られまし た。会場からは、大会で結果が出なかった際のモチベーションの保ち方について質問が寄せられるなど、活発な質疑応答も見られました。

来場者からは、「世界トップレベルにある両チームの実践的な経験から、学生団体におけるチームワークの高め方や効果的な組織運営の方法を学べました。ま た、日米の教育システムの違いが、チーム運営にどう影響しているかについても知ることができて、とても有意義でした」「多くの学生に門戸を解放し、上級生 が下級生を教えることで技術継承を図っている東海大チームの強さのバックボーンが垣間見えました。これからも活躍を期待しています」といった感想が聞かれ ました。大久保さんは、「ミシガン大学のマニュアル化して技術を継承している点や、広報活動への力の入れ方など、チーム運営に活かせることを数多く学べま した」と語っています。なお、会場には本学のマシンが展示され、会場に詰めかけた観衆の注目を集めていました。

ソーラーカーチームがアメリカ大使館主催のトークイベントに参加しました

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