学生のよろず相談所「ラーニング・サポーター」制度が始まりました

理学部に所属する3年次生以上の上級生が、キャンパスライフにかかわるさまざまな相談にのる「ラーニング・サポーター」(LS)制度が5月から18号館1 階で始まっています。この取り組みは、学生生活支援の一環で理学部と東海大学教育支援センターが行っているものです。教職課程を履修している学生を中心に 約30名の学生がLSとして登録しています。

LSの学生たちは、月曜日から金曜日までの平日午後1時から6時まで、1時間ずつ交代で1階に設けられている専用ブースに常駐。ブースを訪れた学生から寄 せられた授業内容に関する質問や、レポートの書き方など多様な質問に答えています。利用学生からは「学生同士なので気軽に質問することができ、大変助かっ ています。以前より勉強もはかどるようになりました」といった感想が寄せられています。また、LSの学生からも、「自分の経験や知識を生かして同級生や後 輩の役に立てるのがうれしい。また、人に教える経験を積むと同時に、コミュニケーション能力を磨く貴重な機会になっています」と語っています。

この制度ではすでに、LSに登録している学生同士の交流の場としても機能しており、一部の学生たちの間では友人が常駐する時間にブースを訪れ、一緒に勉強 する姿も見られています。理学部長の石原良美教授は、「授業中のちょっとした疑問点や直接授業にはかかわらないキャンパスライフでの質問などは教員には相 談しにくいものですが、実は充実したキャンパスライフを送る上では重要なことも多くあります。そうした疑問や質問を気軽に解決できる場を作りたいと考え、 この制度を導入しました。積極的に活用してもらい、学年や学科の枠を超えて学生同士がつながりを持ちつつ、ともに成長していく場になっていくことを期待し ています」と話しています。

学生のよろず相談所「ラーニング・サポーター」制度が始まりました