理学部創設50周年記念祝賀会を開きました

理学部では12月6日に、東京・霞が関の東海大学校友会館で「学部創設50周年記念祝賀会」を開きました。本学部は1964年4月に数学科、物理学科、化 学科の3学科体制で湘南キャンパスに誕生。1974年には情報数理学科が開設され現在に至っています。理工系の基礎研究を重視する一方、理工系学部の基礎 教育も担ってきました。今年4月には本学部棟として学生や教職員のコミュニケーション促進を柱に設計された18号館が完成し、アクティブラーニングの導入 やICTを使った新たな教育にも取り組んでいます。

式典には、学校法人東海大学の橋本敏明常務理事や山田清志学長をはじめとする学園関係者、歴代理学部長、石原良美学部長ら教職員、卒業生ら約170名が出 席。橋本常務理事は、「1942年に開設された本学の前身である航空科学専門学校は、物理科と化学科、航空科の3学科で構成されていました。その点から見 ても、理学部は本学にとってきわめて大きな役割を担っています。これからも世界に誇る教育・研究に取り組むとともに、学園の教育の基盤としての重責を担っ てほしい」と挨拶しました。その後、歴代の学部長や各学科の主任経験者が登壇し、学部長時代に取り組んだことや、学部への期待の言葉を述べました。また、 石原学部長が18号館の概要も解説しました。

参加者からは、「懐かしい友人にも会うことができ、楽しく有意義な時間を過ごせました。また、各年代の先生方がどのような思いで教育や研究にあたってこら れたかを知り、東海大学の中で理学部の果たす役割の大きさを再確認しました。今後のさらなる活動に期待したい」といった感想が聞かれました。石原学部長 は、「基礎的な学問分野を重視しながら教育・研究活動を行うという学部開設以来の方針は、今後も変わることなく着実に実践すると同時に、時代のニーズに 合った教育を展開していきます」と抱負を話しています。

理学部創設50周年記念祝賀会を開きました

理学部創設50周年記念祝賀会を開きました