九州キャンパス教育活動支援プログラムの成果発表会を開催しました

九州キャンパス教育活動支援プログラムの成果発表会を開催しました

2014年度の「九州キャンパス教育活動支援プログラム」成果発表会を、3月9日に九州キャンパスで開催しました。九州キャンパス(熊本、阿蘇両キャンパス)の教員が主体となり、地域社会に対して魅力ある教育活動を展開することで、学生の学習効果向上や社会で活躍する人材の養成につなげることを目的に2008年度から実施。2014年度は5件の取り組みを採択しています。

当日は両キャンパスをテレビ会議システムでつなぎ、教職員ら約40名が出席。最初に、経営学部経営学科の大川康隆講師が「『スポーツ東海』知(地)の拠点プロジェクト」をテーマに、スポーツやスポーツビジネスを学ぶために宮崎県の五ヶ瀬ハイランドスキー場やサッカーJ2リーグの「ロアッソ熊本」と連携を深めて取り組んできた地域連携活動などについて報告しました。また、大川講師は「英語学習支援プロジェクト」をテーマに、学生の英語学習をサポートし、TOEIC(R)やTOEFL(R)のスコア上昇や、グローバル化に対応した英語の素養を持った学生の育成を目指した取り組みについても話しました。

続いて、基盤工学部電気電子情報工学科の村上祐治教授が「地域におけるサイエンス活動を通じた専門力育成プログラム」と題し、熊本キャンパスの教員らが昨年8月に行った「世界一行きたい科学広場in熊本」といったサイエンスイベントに携わる学生を支援してきた成果を発表。同学部医療福祉工学科の津田良一教授は「医療現場が求める人材育成のための学習支援」について、臨床工学技士の国家試験を目指す学生を対象とした学習支援の内容や、合格に向けて出題範囲が共通する第2種ME実力検定試験を受験した結果について報告しました。

その後、農学教育実習場長を務める岡本智伸教授(農学部応用動物科学科)が「アグリ実学スキルアップ支援プログラム(略称:アグラップ)」について、同実習場を活用して、より実践的な知識や技術の向上を目指し、継続してきた実習の内容と活動の結果を述べました。閉会にあたり、中嶋卓雄学長補佐(基盤工学部長)が、「アグラップなどの実践的な取り組みから得られた学びを、九州キャンパスの全学部・学科の中へ積極的に取り入れてほしい」と締めくくりました。

九州キャンパス教育活動支援プログラムの成果発表会を開催しました

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