札幌キャンパスの新体育館「TOKAI ARENA」の竣工式を挙行しました

札幌キャンパスで4月28日、かねてより建設を進めてきた新体育館「札幌校舎第一体育館」(愛称=「TOKAI ARENA」)の竣工式を挙行しました。2017年度に迎える東海大学の建学75周年記念事業の一環で、新たな社会的価値を創造していくための施設整備として建設したものです。地下1階、地上3階、延べ4,691㎡で、地下1階には自然の採光と通風を確保し、眼下に広がる札幌市街を一望できるトレーニングアリーナを配置。1階は室内競技の公式ルールに沿ったコートサイズと天井の高さを確保したメインアリーナを設置しました。また、2階にエントランスホールがあるほか、3階のギャラリーにはフィールドトラック床材を採用しており、天候に左右されずにトレーニングに打ち込むことができます。

式典には学校法人東海大学の松前義昭理事長や山田清志学長ら学園関係者、施工会社の担当者、学生代表らが多数出席。まず松前理事長、山田学長、竹中践札幌キャンパス長(学長補佐)、学生代表らがテープカットを行い、続く館内披露では札幌キャンパスと付属第四高等学校の教職員や施工会社の担当者らの案内で参加者が新しい設備を見て回りました。会場を第二体育館に移しての祝賀会では、はじめに学園を代表して松前理事長があいさつ。施工関係者に謝辞を述べるとともに、「学生、生徒がのびのびとスポーツに打ち込める環境が整いました。現在、札幌キャンパス内に建設を進めている第四高の新校舎とともに、より実践的な高大連携のための施設として活用し、一貫教育体制の充実につながることを期待しています」と語りました。施設概要説明や工事関係者への感謝状贈呈も行い、新しい施設の完成を祝いました。

また、新体育館の愛称である「TOKAI ARENA」は、竣工に先立ち在学生や地域の皆さまなど、多くの方々に親しみを持っていただくことを目的として、学生を対象に募集したものです。40点の応募作品から、生物学部生物学科3年次生の風間一樹さんによる「TOKAI ARENA(東海アリーナ)」が選ばれ、愛称として使用されることが決まりました。祝賀会の席上で表彰式も合わせて実施し、優秀賞に選ばれた2作品とともに竹中札幌キャンパス長から表彰状と記念品が授与されました。風間さんは、「大規模なスポーツイベントが開かれる施設には“アリーナ”の名前が付いたものが多く、札幌キャンパスの運動部の選手たちがこの体育館で練習を積み、全国大会など大きな舞台での活躍につなげてほしいという思いを込めました。私は硬式野球部の主務も務めているので、トレーニングルームなど充実した施設をそろえていただき、とてもうれしく感じています。これらを活用して自分たちも全国大会を目指して頑張ります」と話していました。

■札幌キャンパス新体育館「TOKAI ARENA」概要
建築面積  :2,191㎡
延床面積  :4,691㎡
階数  :地下1階地上3階
建物高さ  :19.894m
メインアリーナ :1,553㎡
バレーボールコート=3面、バスケットボールコート=2面、ハンドボール・フットサルコート=1面、バドミントンコート=4面

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