「ものづくり学生サミットin湘南」の説明会を実施しました

工学部では5月21日に湘南キャンパスで、公募型問題解決コンペ「ものづくり学生サミットin湘南」の説明会を実施しました。このコンペは、企業から出題される実務課題や将来への課題などに有志の学生グループがチャレンジするもの。取り組みを通じて問題解決能力の高い人材の育成と新しい発想による研究成果の発掘などを目指しており、昨年度から実施しています。企業の担当者が課題について紹介する今回の説明会には、約250名の学生が出席しました。

開会に先立ち、吉田一也工学部長が、「多くの企業ではいま、実践力のある人材を求めています。このものづくり学生サミットはその力をつける機会として企画したものです。皆さんの持つ力を100%以上発揮して若々しいアイデアを自主的、能動的に出すことで、成果につなげてくれることを期待しています」とあいさつしました。続いて参加企業14社の担当者が登壇し、それぞれのテーマについて説明。機械製造業やコンピュータ関連企業、建設業、商社などさまざまな分野の参加企業から、3D-CAD、3Dプリンターを使った製品のアイデアや、配管を歩行するロボットのアイデア、無線技術やマイコン技術の応用製品、東海大学の魅力を高める新しい学生食堂、湘南キャンパスの施設案内整備案など多岐にわたるテーマが発表されました。また、本学部教員が応募要項や各テーマの担当アドバイザー教員などについて説明しました。

出席した学生たちは、「実用的なテーマが多く、ぜひ挑戦したいと感じました。課題に向かう中で企業の方たちとかかわることで、将来の就職活動に生かせる体験ができるのではないかと期待しています」「昨年度も参加しましたが、この取り組みの一番の魅力は、同じ志を持った仲間と出会えること。ものづくりは一人ではなかなか難しいので、今回も助け合いながら好成績を目指していきたい」と語っていました。

学生たちは今後、2名以上のチームを結成し14テーマの中から第三希望までを選択して応募。本学部の実行委員会による選考を経て6月から本格的な活動を開始します。企業訪問や担当者との面談、実際の製作活動などに取り組みながら、11月上旬に最終報告書を提出。12月中に表彰式と最優秀賞発表会を開催する予定です。

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