学生2名が第67回日米学生会議に参加します

教養学部国際学科4年次生の飯田夏木さんと観光学部観光学科2年次生の萩原夏花さんが、8月3日から23日まで日本国内各地で開かれる第67回日米学生会議に参加します。日米学生会議は、一般財団法人国際教育振興会が主催する日本で最も歴史のある国際学生交流イベントです。両国の学生が約1カ月間の共同生活を通して、さまざまな国際問題について議論し合うもので、毎年両国で交互に開かれています。67回目となる今大会のテーマは「過去と向き合い未来を拓く~衝突と多様性から生まれる新たな相違理解~」。72名が、広島や島根、京都、東京を巡りながら、「現代の安全保障」「エコハザードと資源の持続可能性」「今日の教育と未来への取り組み」など7つの分科会に分かれて議論し、相互理解を深める1カ月間を過ごします。

このうち飯田さんは「エコハザードと資源の持続可能性」分科会に、萩原さんは「今日の教育と未来への取り組み」分科会にそれぞれ参加。日本側から同じ分科会に参加する学生たちと週に1~2回程度連絡を取り合って勉強会を開いているほか、官公庁や企業を視察するなど会議に向けた準備を進めています。

飯田さんは、「戦後70周年の節目である年に、両国の学生が話し合う機会はとても重要だと思い、応募を決めました。日米両国の学生のディスカッションの仕方を学ぶとともに、異なる専門分野を学んでいる人たちと議論をする中で多角的な視野を身につけたいと考えています。また、自分自身のネットワークづくりにも生かしたい」と語っています。一方萩原さんは、「昨年ロシア・極東連邦大学で開かれたユーラシア学生フォーラムに参加してロシア人学生と議論した際、寝食をともにしながら議論するなど、人と人の交流の大切さを実感したことから今回も応募しました。バックグラウンドの異なるアメリカの大学生や専門分野の異なる人たちと語り合う中で、将来の教育について新しい発想を生み出せると期待しています」と話しています。

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