デンマークの望星国民高等学校との合同授業を行いました

文学部北欧学科では6月5日に湘南キャンパスで、デンマークにある望星国民高等学校※との合同授業を実施しました。デンマーク語を学んでいる本学科の学生と同世代のデンマーク人が、交流を通して互いへの関心を広げ、理解を深める機会として毎年開いているものです。今回、デンマークからは29名が来学。1時限目には「北欧語特講A」を受講している3年次生15名が、2限目には「デンマーク語入門」と「デンマーク語講読2」を履修する1、2年次生40名が参加しました。

1限目の授業では、デンマーク人と日本人学生が混合のグループを作って本キャンパス内を散策。英語やデンマーク語、日本語を交えながら互いの興味や近況について語り合いながら交流を深めました。2限目には14号館の教室で、6名程度のグループを作って懇談。スマートフォンに記録してある写真を見せ合うなどしながら、日本のどこに興味があるのかや、デンマーク語を勉強している理由、同国の首都・コペンハーゲンでおすすめの場所などについて質問し合いました。また、薬草を使ったデンマーク独特の菓子「ラクリス」を振る舞われ、その味わいに学生がびっくりする一コマもありました。

学生たちは、「自分の英語を懸命に理解してくれようとしていたのが印象的でした」「もっと話ができるようにデンマーク語も英語もしっかり勉強したい」「デンマークに行ってみたいという思いが強くなりました」と話していました。

※望星国民高等学校
 デンマークのプレスト市にある18歳以上の大人を対象とした寄宿制の教育機関(国民高等学校)。元々東海大学付属デンマーク校高等部として利用されていた施設を生かしつつ、東海大学の教育理念を引き継いだデンマーク人による教育機関として2009年に開設されました。武道を中心に、日本語や英語、外国人向けのデンマーク語講座を開講。北欧をはじめとするヨーロッパ諸国や日本、アジア諸国から入学した学生が学んでいます。本学とも交流協定を締結しており、本学への研修団を受け入れているほか、本学の学生の海外派遣留学先ともなっています。

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