熊本図書館分館のオープニングセレモニーを開催しました

熊本キャンパスの新1号館地下に熊本図書館分館が完成し、6月1日にオープニングセレモニーを開催しました。この分館は、学習環境のよりいっそうの充実を目的に設置したもので、約3800冊の図書とCDやDVDといった500点ほどの視聴覚教材などを備えています。広さは約270㎡で、平日の9時から17時まで開館しており、土日祝日は休館。出入り口には、学生証や教職員の身分証明書をかざすことで開く電子式のオートゲートを設けるとともに、すべての本にICタグを付けることで防犯性を高めており、カバンの持ち込みが可能です。また、より気軽に使ってもらおうと、ペットボトルといったキャップ付きの容器に入った飲み物が持ち込めるほか、館内で学生同士のディスカッションや教員らによる授業も可能です。

本キャンパスの教職員や学生らが参加したセレモニーでは、岩橋正國図書館長(基盤工学部長)が、「インターネットが普及し、情報を手に入れやすくなったことで若者の図書離れが進んでいるといわれておりますが、ネットの情報は不確かなものが多く、しっかりとしたデータを収集するためには書籍を活用することが重要です。簿記や英語検定といった資格関係の書籍も多く集めてありますので、学生個々のスキルアップにもぜひ活用してもらいたい。皆さんの必要とする本をそろえていくなど充実を図っていきます」とあいさつしました。

続いて中嶋卓雄学長補佐(九州キャンパス長、経営学部長)が、「本キャンパスには文系、理系の学生が在籍していますが、ともに学べる場が少なかった。この施設を活用して交流し、文理をこえて多様な分野を学び合ってもらいたい。今後も教育の質向上に向けて、学習環境の整備に力を入れていきます」と語りました。その後、中嶋学長補佐と岩橋館長、学生会の倉本剛志執行委員長(基盤工学部3年次生)がテープカットを行いました。

倉本執行委員長は、「学びの環境が充実したことは、学生一人ひとりにとってとてもありがたいこと。静かにじっくり勉強するときには本館を、資格取得に向けた勉強や話し合い、気楽に本を読みたいときには分館を、というように場合によって使い分け、積極的に活用します」と話しました。

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