学生が地域住民らと新公園に芝生を植え付けました

海洋学部の学生が6月6日、清水キャンパスにほど近い静岡市清水区折戸に整備中の港湾緑地「折戸潮彩(しおさい)公園」で、地域住民らと一緒に広場の芝生植え付け作業を実施しました。東惠子教授(環境社会学科)らが、同学科の学生団体SDECのメンバーとともに取り組んでいる「To-Collaboプログラム」の一環として行ったものです。

学生たちはこれまで、東教授らとともに行政関係者や地域住民と10回ものワークショップを重ね、「潮風薫る憩いの場」をテーマに同公園の整備デザイン案を策定。公園はそのプランに基づいて昨年度から着工され、約1万1000平方メートルの敷地に、築山、休憩所となる東屋やベンチ、水飲み場などの整備が進んでいます。今回の芝生植え付けは、公園環境のいっそうの充実を図るもので、東教授と学生らは4月から準備を開始。ポスター掲示などを通じて学内の教職員、学生をはじめ地域住民らに協力を呼びかけてきました。

イベント当日は、海洋学部生や付属静岡翔洋高校の生徒、折戸地区の住民をはじめ、清水キャンパスに隣接する清水海上技術短期大学の学生、行政、企業関係者ら約340名が参加。1時間余りでおよそ5000平方メートルの広場に芝生の苗を植え付けました。参加した学生からは、「幅広い年代、さまざまな職種の人たちと一緒に活動できる良い機会となった」「芝生を植え付けたことで“自分が携わった公園”という愛着がわきました」「地域貢献の重要さにあらためて気づいた。これからもこのような活動を続けて、多くの人に親しまれる公園へと育ってほしいと思います」などの感想が聞かれました。公園は11月に完成の予定。マリーナを一望し、築山からは富士山が眺望できます。

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