ものづくり学生サミットin湘南の活動がスタートしました

工学部が実施する公募型課題解決コンペ「工学部ものづくり学生サミットin湘南」の活動が、6月下旬からスタートしました。このコンペは、企業から出題される実務に関する課題や将来に向けた課題などに有志の学生グループがチャレンジするもの。取り組みを通じて問題解決能力の高い人材の育成と新しい発想による研究成果の発掘などを目指しており、昨年度から実施しています。今年度は10社をこえる企業から寄せられた課題に、1年次生から大学院生まで約70チーム260名の学生が挑みます。

6月18日と19日には、鹿島建設株式会社と戸田建設株式会社の担当者と参加チームによる第1回の打ち合わせを実施。各企業の担当者が課題の概要や今後のスケジュール、課題解決に向けたアドバイスを行った後、学生たちが質問。各企業から学生に、「課題に取り組む中で友人の新しい一面も見えてくると思う。プロセスを楽しみながら、最後まで頑張ってください」「学生らしい自由な発想で課題に挑んでください。そしてものづくりを通して、達成できる喜びをつかんでほしい。大学生活の中でこれはやったという自信にもつながると思います」と激励しました。

学生たちは、「もともと何かを作るのが好きで、自分のデザインを形にできたら面白そうだと思って参加を決めました。最終的にどんな提案ができるか、今から楽しみです」「価値観の違う友人と協力するなかで、一つの物を多角的に見る力がつくと思う」「まだ1年次生なので専門知識はないけれど、その分斬新な発想が出せるのではないかと思って仲間と一緒に応募しました。もし先輩たちよりも良い結果が出せれば、自信につながると期待しています」と意気込んでいます。

今年度の運営を担当する渡部憲教授(建築学科)は、「昨年度のコンペでも学生たちは、教員が期待していた以上に自主的に課題に挑み、大きく成長してくれました。今年はよりいっそう斬新なアイデアが出てくると期待しています」と話しています。

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