「韓日交流エッセイ・フォトコンテスト」で多数の学生が入賞しました

「韓日交流エッセイ・フォトコンテスト2015」(主催:駐日韓国大使館 韓国文化院)の「韓国語エッセイ部門」で中川美保さん(法学部4年次生)が優秀賞を受賞、前場義輝さん(文学部4年次生)と高橋礼奈さん(教養学部4年次生)が入選しました。また、「フォト部門」では阿部将也さん(国際文化学部3年次生)が優秀賞を受賞し、6月27日に韓国文化院(東京都港区)で表彰式が行われました。

韓国文化院は、文化を通して韓国と日本の友好を深めることを目的にさまざまな活動を展開している駐日韓国大使館の関連機関です。このコンテストは、韓日国交正常化50周年を迎える今年、次世代を担う若者などを対象に、互いへの思いを伝え合い、新たな絆を作ろうと、絵画・エッセイ・写真が公募されたものです。

「韓国語エッセイ部門」は中学生以上が対象。中川さんは、入学以来、取り組んできた韓国語の学びを深めようと、昨年度の1年間、本学と学術交流協定を結んでいる漢陽大学に留学。今回のエッセイでは「私が考える韓国文化」をテーマにその体験を振り返り、228件の応募の中から最優秀賞(1名)に次ぐ優秀賞(3名)に選ばれました。中川さんは、「触れ合った韓国の人たちの家族や友人を思う心の強さに感銘を受けました。受賞は思いがけない喜びです。韓国での経験などを生かし、観光にかかわる仕事に就きたいと思います」と受賞の喜びを話しています。

「フォト部門」は、小学生以上が撮った韓国での写真が対象。阿部さんの受賞作「かくれんぼ」は、3月に学部専攻科目の韓国研修で世界遺産「光化門」を訪れた際に撮影したもので、403件もの応募の中から最優秀賞(1名)に次ぐ優秀賞(3名)に選ばれました。阿部さんと一緒に行った9名の学生が回廊の大きな柱からそれぞれにポーズをとっている構図について、「まだまだ奥から何かが顔を出しそうなところに、韓国でまだ見ぬ新しいことに出会えそうなイメージを重ねました」と阿部さん。「1年次生から韓国語を勉強していますが、この受賞でさらに韓国の歴史なども学びたいと思うようになりました」と抱負を語っています。

このコンテストの審査員のひとりでもある本学外国語教育センターのチョ・ヒチョル教授は、「東海大で韓国語を学んでいる学生のレベルはとても高い。彼らの受賞に刺激を受け、多くの学生が韓国をはじめ海外に関心を持ってくれることを期待します。若い時期に短くても海外に身を置き、そこで暮らす人々と互いに等身大で理解を深めることは、社会に出て必ず役立ちます」と話しています。

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