「海の日」懸賞論文で最優秀賞に輝いた大学院生の垣内陽さんが表彰式に出席しました

大学院海洋学研究科修士1年次生の垣内陽さんが、「第7回 『海の日』懸賞論文」(主催:日本海事新聞社、日本海洋政策学会)で最優秀賞を受賞。7月16日に東京千代田区の日本プレスセンタービルで行われた表彰式に出席しました。「海の日」懸賞論文は大学生・大学院生を対象に、「新たな海洋立国の実現」に資する論文を募集し、自由なアイデアや意見、提言の発信を目指すものです。

垣内さんは、遠隔離島の管理・保全のためにAIS(船舶自動識別装置)地上局の展開を進める「海上交通の安全確保とそれに資する離島の有効活用」というテーマの論文を応募。具体性だけでなく、時宜を得た内容が評価され、最優秀賞に選ばれました。

表彰式では、坂元茂樹審査委員長(日本海洋政策学会学術委員長・同志社大学教授)から、「離島の保全や海洋の安全確保などに向けて、実現性の高い内容が書かれていました。この受賞をきっかけに、さらに研究を進めて海洋立国の実現に寄与してほしい」と祝辞が述べられました。垣内さんは、「大学院のカリキュラムは、海洋学を多様な視点で研究できるものになっています。そのおかげで専門外だった分野にも目を向けることができました。今回の論文も、文系理系にとらわれない指導をして下さった先生方のおかげです。今後も総合的な視野を持って研究を続けていきたい」と喜びを語りました。

海hp報「海の日論文」01.jpg

海hp報「海の日論文」02.jpg

海hp報「海の日論文」03.jpg