学生が小学生を対象とした水遊び、ロボット操作イベントを開催しました

情報通信学部の学生が7月15日、高輪キャンパス1号館屋上のテラスで小学校1年生から3年生を対象としたイベント「水遊びをしよう!」を開催し、児童15名が参加しました。東海大学の「To‐Collaboプログラム」地域志向教育研究経費に採択されている研究課題「世代を超えた知の共有と育成を目指した地域連動型教育プログラムの構築」による活動の一環として実施したもので、高輪教養教育センターの村松香織准教授による「プロジェクト実践C」の授業を履修する学生が企画・運営を担いました。

参加したのはTo-Collaboプログラムで、本キャンパス内に開設した「たかなわ子どもカレッジ」(TKC)を使用しているキャンパス近隣の小学生たち。学生たちは授業を通して、児童らと交流を続けており、今回のイベントに向けて高輪地区の児童館を巡ってスタッフから意見を聞くなど、準備を重ねてきました。当日は、テラスにプールを置き、水鉄砲や浮き輪といった遊具を用意したほか、金魚すくいのコーナーも設置。児童とともに準備体操をした後、水をかけ合ったり、一緒に金魚をすくったりと夏ならではの催しを一緒に楽しみました。児童たちは、「とても面白くて、水を浴びて涼しかった。また参加したい」と目を輝かせていました。宇田川穫さん(情報通信学部3年次生)は、「水を扱うので安全面には特に気を配り、子どもたちから目を離さないようにしました。想像以上にみんな元気で、楽しんでもらえて本当によかった。時間をかけて準備してきたかいがありました」と話しました。

なお、7月1日には同プログラムの一環として3号館地下1階に開室したTKCで、小学生を対象とした「ロボットで遊んでみよう!!」を開きました。情報通信学部組込みソフトウェア工学科の渡辺晴美教授のゼミに所属し、同教授が担当する「実践プロジェクト1」を履修する学生が、科学の面白さを伝えようと企画したものです。参加した12名の児童は、掃除ロボットをコントローラーで遠隔操作してコースを走らせる体験イベントや、まっすぐ前に進むロボットでペットボトルを倒すゲームにチャレンジしました。

中里裕也さん(4年次生)は、「自分の専門を生かし、イベントを考える貴重な経験ができました。ロボットが動かなくなってしまったなど、反省点もあるので次回に向けてこの経験を後輩に伝えていきたい」と充実した表情で語りました。保護者からは、「学生さんたちはとても親切で、子どもたちを安心して預けられています。今後も積極的に施設を活用していきたい」といった声が聞かれました。

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