カンボジアの医療関係者を対象にした短期研修プログラムを実施しました

東海大学では9月2、3日に伊勢原と湘南両キャンパスで、カンボジアで働く医師や看護師を対象にした短期研修プログラムを実施しました。日本とアジアの人材交流促進などを目指して科学技術振興機構が展開している「さくらサイエンスプログラム」に協力したもので、計8名が参加しました。

一行は、9月2日に神奈川県厚木市にある神奈川県総合防災センターを視察した後、伊勢原キャンパスの医学部付属病院で救命救急と先端治療を中心にした医療体制を視察。ドクターヘリや救命救急センターの内部を見学し、スタッフからコンセプトや現状、運営方法などについて説明を受けました。3日には、医学部付属病院全体の運営体制や日本の保健システムを本学のスタッフが解説。そのほかにも、日本文化や本学の先端的な教育に触れてもらおうと、湘南キャンパスの武道館で柔道や剣道の練習を視察、ものつくり館ではソーラーカーも見学しました。

参加者からは、「カンボジアでは近年首都プノンペンを中心に交通事故が多発するなど、救急医療体制の整備が大きな課題となっています。私たちの国とは文化が違う面もありますが、その課題解決に向けてスタッフや施設が充実している東海大学から学ぶことは数多くありました。大変素晴らしい研修だった」といった感想が聞かれました。

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