「地域の課題を考えよう!フリー・スペース」第2回を開催しました

東海大学To-Collabo推進室では、「地域の課題を考えよう!フリー・スペース」第2回を10月19日に湘南キャンパスで開催しました。フリー・スペースとは、文部科学省「地(知)の拠点整備事業」に採択された本学の「To-Collaboプログラムによる全国連動型地域連携の提案」の一環として本推進室が創設したもので、地域の課題を本学学生、教職員、地域住民や行政関係者が共に考える“自由な話し合いの場”のことです。学生が地域をより理解するとともに、地域との連携に関心を持つだけに留まらず、最終的には地域との連携活動やパブリック・アチーブメント型教育の活動の場につなげることを目的としています。

7月の「地域防災」に続いて第2回の開催となった今回は、「地域と大学の連携」をテーマに設定。本学チャレンジセンターの田島祥講師がファシリテーターを務め、学生、教職員、地域住民や行政関係者ら50名が参加しました。

当日は5~6名のグループに分かれ、メンバーの組み合わせを変えながら小グループで話し合いを続けることにより、あたかも参加者全員が話し合っているかのような効果が得られる「ワールドカフェ方式」という会話手法を用いて、大学と地域とが交流を深めるための方策について意見を交換。話し合いの中で出たアイデアを用意された模造紙や付箋、ペンを使って自由に書き上げながら、「コミュニケーションを深めるためには、日ごろのあいさつが大事」「大学生が自治会に参加できる仕組みづくりを考える」といったグループとしての考えをまとめ、最後にはそれを全員の前で発表しました。

参加した学生は、「地域の方々と話し合う経験は初めてでしたが、顔を合わせて意見を聞くことで多くのことを学ぶことができました。まずは自分から動くという積極的な姿勢が大事だと、あらためて気づかされました」と話していました。また、地域住民や行政関係者は、「このような催しを定期的に開催してもらうことで、大学と地域とのつながりをもっと深めていきたい」「地域の課題解決のために真剣に意見を述べる学生さんの姿から、大いに刺激を受けた」といった感想を述べていました。

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