10月27日(火)札幌パークホテルで「2015年度東海大学北海道地区企業懇談会」を開催しました。これは、企業の採用担当者と本学の教職員が情報交換などを行い、就職活動に関する相互理解と学生への就職支援を目的に毎年実施されているものです。当日は道内外の企業172社から235名の方々にご出席いただきました。会場には札幌キャンパスの各学科紹介パネルや研究シーズ集、来年度より新校舎に移転する「東海大学付属札幌高等学校」（2016年度より校名変更）の学校紹介パネルも設置されました。
当日は、第一部講演会として本学法学部法律学科の北村隆憲教授による講演会「裁判員評議のコミュニケーションを解剖する－「常識」による判断とは何か？－」を開催いたしました。講演では、「常識」とはどのようなものであり、裁判員が「常識」をどのように使っているのか、さらには裁判官がどのようなコミュニケーションを行っているのかという点についてスライドを用いて説明し、参加者の皆さまに裁判員制度について考えていただく場となりました。
また、第二部情報交換会では、水島久光キャリア就職センター所長の開会の挨拶に続き、竹中践札幌キャンパス長から、学生の就職活動のご理解とご支援に感謝の意を表すとともに、継続的なご支援について依頼がなされました。続いて、株式会社土屋ホーム川本謙取締役副会長が乾杯の挨拶を行った後、採用担当者の皆さまと教職員が採用状況などについて情報の交換をさせていただき、多くの方々が一堂に会する中で、企業と大学の新たな繋がりが生まれました。
